いったいどうしたランボルギーニ・レヴエルト。アウトバーンに持ち込み速度チャレンジを試みるもエラー表示のオンパレードでセーフモードに入り加速せず【動画】

｜　エラーが出たときは慌てず騒がずいったんエンジン停止　｜

ランボルギーニのエラー表示はけっこう珍しい

さて、ドイツ在住の著名カーコレクター「Gercollector」氏。

これまでにも多数のスーパーカーやハイパーカーの納車や走行動画を公開していますが、今回はランボルギーニ初のプラグインハイブリッドスーパーカー、レヴエルトをアウトバーンにて試すことに。

なお、同氏のガレージには様々なクルマやバイク、そしてメモラビリアが保管されており、乗り出す前には簡単に外観のレビューを行っています（実車を見ると、フロントはウラカン・テクニカ、リアはフォードGTのような印象を受けるそうだ）。

ランボルギーニ・レヴエルトは1,000馬力を超えるスーパーカー

ランボルギーニ・レヴエルト最大のトピックはそのパワートレーンにあり、新開発の6.5リッターV12エンジン、そしてこれに組み合わせられた3つのエレクトリックモーターによってシステム合計1,015馬力を発生させます。

なお、エレクトリックモーターのひとつはトランスミッション（8速DCT）に組み込まれガソリンエンジンとともに後輪を駆動し、残る2つはフロントアクスルに配置されることで前輪を駆動するというパッケージングを採用。

これによっては0−100km/h加速2.5秒、200km/hまでは7秒未満、そして最高速は350km/hというスペックを誇りますが、特に加速は「ガソリンエンジン単体ではなしえない」、つまりハイブリッド化されることによってこの領域に達することができたのだと考えられます。

そしてレヴエルトに乗り込み・・・。

いざアウトバーンへ（速度とシフトポジションを見ていると、オートモードではかなり低回転でシフトアップしてゆくというロジックを持つようだ）。

ただしそこでランボルギーニ・レヴエルトに問題発生

そしてGercollector氏は安全な環境でドライブモードを「コルサ」に切り替えて思いっきりアクセルを踏むものの、意に反してレヴエルトは加速せず・・・。

それどころか各種警告灯が点灯し、いわゆる「セーフモード」に入ってしまい、出力が最小限に抑えられた状態に。

ただしGercollectorはこういった状況にも手慣れたものと見え、いったんクルマを停めてすべての電源を落とし、10分くらい放置してもう一回システムを起動するものの・・・。

やはり状況は回復せず（エラー表示が出た場合、いったんエンジンを停止し、しばらく放置した後に再始動すると何事もなく復帰することが多い）。

現時点では原因についてはわかっていないようですが、慣らし運転中（現在は走行2,000km）にもトランスミッションに関連する警告が出たといい、しかし機能的には問題が出ていないようなので、センサーが異常値を出しているのかもしれません。

いずれにせよランボルギーニにしては珍しいトラブルだと思われます。

ランボルギーニ・レヴエルトがアウトバーンにてエラーに見舞われる動画はこちら

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