Image:Liberty Walk
| リバティウォークは2018年に「ランボルギーニ・ミウラのレプリカ」をベースにカスタムを行ったことがあるが |
今回は「本物」そして元には戻せないたぐいのカスタムである
さて、リバティウォークはスーパーカーに対し神をも恐れぬ大胆な改造を行うことで知られていますが、その作品には「よくやった」という声、あるいは「神聖かつ貴重なクルマを切り刻んでしまうとは」という2極化した声が聞かれます。
ぼく自身はこういったリバティーウォークの活動に対しては特に見解を持っておらず、しかしそもそもクルマのカスタムとは自己満足のために行うものであって(極言すれば、クルマの購入自体も自己満足である)他人がとやかく言うことではない、とも認識しています。
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今回はなんと「本物」のランボルギーニ・ミウラを改造
そしてリバティーウォークとしては、こういった改造が非難轟々ということは十分に承知していて、しかし(社名にあるとおり)「自由」のためにこういった改造を行っているのだとも主張。
実際に少し前にはフェラーリファンにとっての聖杯であるF40を「切った貼った」したことで世間の怒りを買ったものの、今回はなんとランボルギーニの聖域であるミウラを改造するという行動に出ています(この勇気には敬意を表したい)。
現在リバティーウォークのインスタグラムには、ランボルギーニ・ミウラの改造がようやくスタートしたこと、1ヶ月後(東京オートサロン)のデビューに向けて作業が進められていることが画像とともに公開されていますが、これまでの同社の作品同様、巨大なフェンダーや極端なフロントリップ、巨大なリアウイングにリアディフューザー、そしてもちろん極度に近い低い車高がたらされることになるものと思われます。
ランボルギーニはミウラを763台しか製造していないため、このクルマに対するファンの思い入れは特別なものがあり、よってリバティウォークの改造は(いつもどおりに)物議を醸す可能性が高いものと思われ、しかし「否定派」の意見を吹き飛ばすくらいに素晴らしい作品を作り上げてくれることを期待しています。
参考までに、リバティウォークは2018年にもミウラのカスタムを披露したことがあり、しかしこれは「本物のミウラではなく、フォードGT40のキットカー」をベースにしたもの。
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それでも(レプリカであってもミウラのスタイリングをベースとしたことに対し)非難の嵐であったので、リバティーウォークとしては「何事も承知の上」今回の改造に着手したのでしょうね。
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参照:Liberty Walk(Instagram)