Image:Zacoe
| パフォーマンス面に関しては「ノーマルのまま」、よってカスタムにかかるハードルが一気に下る |
誰もがマンソリーやノビテックが提供するような「圧倒的出力向上」を求めているわけではない
さて、(フェラーリやマクラーレンなど)スーパーカー向けとして過激なアフターマーケットパーツをリリースするZacoe(ザコー)より、ランボルギーニ・レヴエルト向けのボディキットが登場し、「まるで(ランボルギーニから近い将来に登場するであろう)SVJあるいはそれに類するハードコアバージョンのようだ」として話題に。
ザコーによるランボルギーニ・レヴエルト向けのパーツはこんな感じ
そこで今回発表されたランボルギーニ・レヴエルト用のボディパーツ群を見てみると、フロントには大型スプリッター、サイドには巨大なサイドスカート、そしてリアにはディフューザーとウイングが装着され、しかしいずれもレヴエルトそのものが持つデザインを「強調する」かのように思われます。
Image:Zacoe
加えて、ウラカンSTOのように「ランボルギーニ内製デザイン」を踏襲したディティールも盛り込まれているためにデザイン的な破綻もなく、レヴエルトの外観に物足りなさを感じるオーナーには格好の選択肢となりそうですね。
なお、今回ザコーは「ヴィジュアル面でのアップデートのみ」を目的としており、つまりはパワートレーンやシャシーに対しては手を入れておらず、ここはランボルギーニのエンジニアリングへのリスペクトを示すとともに、外装をカスタマイズしたいオーナー向けに合理的な選択肢を提供するということを意味します(オーナーにとってはカスタマイズのハードルが下がる)。
Image:Zacoe
もちろんランボルギーニ・レヴエルトは、そのままでも圧倒的な存在感を放つスーパーカーではありますが、ザコーのカーボンファイバー製ボディキットにより、さらに個性的で未来的なルックスを獲得しており、北米あたりでは人気を博することになるのかもしれません(一方、中東やモナコの顧客はマンソリーやノビテックといったハードなチューナーによるカスタムを好むのかもしれない)。
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参照:Zacoe