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ホンダ幹部がついに次期NSXについて公式に言及、「ホンダ0(ゼロ)と同じプラットフォームを使用し2027年か2028年に生産を開始」

ホンダ幹部がついに次期NSXについて公式に言及、「ホンダ0(ゼロ)と同じプラットフォームを使用し2027年か2028年に生産を開始」

| 現時点ではこの「新型NSX」がどんなクルマになるのかはほとんどわかっていない |

さらに「NSXを名乗るのかどうか」も不明である

さて、たびたび話題となる「新型(3代目)ホンダNSX」ですが、今回ついにホンダが公式に「NSXらしき新型EVの製造に関する計画」を認めることに。

これはホンダのグローバル エグゼクティブ バイスプレジデントを務める青山市がモントレーカーウィーク開催期間中にジャーナリストグループに語ったもので、同氏によれば「2027年か2028年に(新しい)スポーツモデルを発表する予定です。NSXとは呼ばないかもしれませんが、NSX型のクルマです」。

なお、ホンダは2023年5月に「2つのスポーツモデルを開発中」「ひとつはフラッグシップ、もうひとつはスペシャルティ」だとコメントしており、このうち”スペシャルティ”はプレリュードとして発表済みですね。

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しかしその1年後に発表された計画ではこの「フラッグシップ」にまったく触れておらず、よってこの1年の間に発生した様々な状況の変化によってフラッグシップ計画がなくなってしまったと思われていただけに、今回のコメントは嬉しいサプライズだともいえそうです。

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「NSX型」の新型車はどんなクルマに?

そこで気になるのがこの「NSXとは呼ばないが、NSXのようなクルマ」について。

現時点では詳細について触れられていないものの、同氏によれば「ホンダの新しい0(ゼロ)シリーズの電気アーキテクチャを採用し、このアーキテクチャは2026年に発売予定の同社初のエレクトリックセダンの基盤となる」。

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「この新しい0シリーズの開発アプローチは、”薄く軽く”です。 つまり、これは基本的に、プラットフォームを他の既存の車両よりも薄くする方法を意味します。したがって、同じバッテリーの寸法であっても、より薄い車両を作ろうとしています。これにより、車高の低い車両を実現できます。つまり、より大きなキャビンを持つクルマも実現できます。」

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なぜホンダはこのクルマを「NSXと呼ばないのかもしれない」のか?

そしてちょっと気になるのがなぜ「ホンダがこのクルマをNSXと呼ばないのかもしれないのか」。

その理由は今回明かされておらず、しかし想像するに、それはホンダが(ぼくら以上に)NSXを神格化しているからではないかと思われ、ホンダの開発チームが「これはNSXである」と胸を張ることができないクルマにはNSXの呼称を用いないのかもしれません。

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同様にホンダは「タイプR」についても慎重に扱いを決めており、"タイプR"だとホンダが認めないスペックであればそれはタイプRを名乗ることは許されず、「ユーロR」など別のバッジが付与されることも。

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そしてやがては電動化がなされるであろうタイプRについても「現行のタイプRを超えるドライビングプレジャーを実現できねば、それはタイプRではない」とも言及しており、ホンダは単にお金を稼ぐための手法としてタイプRやNSXを販売しているのではなく、それはひとつの象徴であって、そのため「いかにそれっぽい外観を持っていたとしても」それだけでNSXを名乗る資格はない、ということなのかもしれません。

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ただ、ホンダはもちろんこの「新型スポーツEV」について、自動車業界に新しいスタンダードを設けることができるような画期的なクルマとなることを目指しているはずで、しかし現時点ではそれを実現できるかどうかわからないという段階なのかもしれず、それでも「2027年か2028年の」発売時にNSXの名にふさわしいクルマに仕上がっていれば、「それはすなわちNSX」として世に送り出されるのだと思われます。

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参照:Motor1

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