| ただしいずれもベースは「別のクルマ」、つまりレプリカなのが面白い |
先日より、東京オートサロン2020に向けて数々のカスタムカーを製作中の日本自動車大学校(NATS)。
搬入は1月9日(木)だそうですが、それにあわせるべく最後の追い込みが公開されています。
まず、こちらはZ33世代のフェアレディZロードスターをベースにした「R35 GT-Rロードスター」。
見ての通り顔面を完全にGT-Rにしてしまったほか、リバティーウォーク風のオーバーフェンダーが取り付けられ、ドアはなんとガルウイング(ディへドラル/バタフライドア)に。
「GRスープラのオープン」「R35 GT-Rロードスター」「ジムニーのトラックVer.」「86の4ドア版」!オートサロン2020に臨む日本自動車大学校が気合が入りすぎ!
GT-Rロードスターのボディカラーは「ブライアンのR34 GT-R」風
そして画像を見る限りでは、映画「ワイルド・スピード」に登場した、故ポール・ウォーカーの演じたブライアンが劇中で乗っていたR34 GT-R風。
シルバーのボディカラーにブルーのセンターラインが入り、サイドには同じくブルーのバイナルグラフィックも。
なお、見たところでは「相当ワイド」になりそうですね。
内装も全バラシ。
ドア内側には制振処理も施されていて、高出力なオーディオシステムが装着されるのかもしれません。
インテリアについては、外装同様に「ブルー」がアクセントカラーとして用いられることになりそうです。
トヨタ86「4ドア」も完成間近
そしてこちらはトヨタ・カムリをベースとした「86の4ドア版」。
4ドアボディで「86」の雰囲気を再現するのはかなり難しいと思いますが、これまでの画像を見ると、「前後はまんま86」。
マツダCX-5は「ノーマルの面影なし」
そしてこちらはマツダCX-5ベースのオフローダー。
世界一過酷なオフロードレースと言われる「バハ1000」に出場するクルマをイメージしたとのこと。
リアセクションはトラック風に、そしてスペアタイヤが積まれていることがわかります。
ルーフにはプロテクションバー、そして大径オフロードタイヤが装着され、ここからまた大きなオーバーフェンダーが取り付けられることになりそうですね。
ジムニー・ピックアップもスタンバイ
こちらはラパンをベースにした、「ジムニー風のローダウンピックアップトラック」。
かなり完成に近づいているようです。
カプチーノベースのトヨタ2000GTレプリカ、2020GT
こちらはスズキ・カプチーノベースのトヨタ2000GT風カスタムカー。
以前には「2020GT」という名称になると報じられましたが、ナンバープレートには663TRとあります。
フロントグリルやランプ類はかなり雰囲気が出ている模様。
ランプは「イカリング」が装着されていて、さらにここからオーバーフェンダーが取り付けられることになるようですね。
「ブライアン」のスープラはリトラクタブルハードトップ
そしてこちらも「R35 GT-Rロードスター」同様、ワイルド・スピードモチーフの一台。
UZZ40ソアラをベースにGRスープラ風の架装を施し、そこからさらにやはりブライアンの乗っていた80スープラ風にカスタムするという「こだわりの」一台。
完成時にはボディサイドなどに劇中同様のグラフィックが入ると思われますが、ソアラがベースとは思えないほど「GRスープラっぽい」クルマに仕上がっています。
NATSはこれまでにも「6輪ジムニー」、「ランボルギーニ・ウルス風トラック」など数々のカスタムカーを制作していますが、けっこう「欲しい」「売ってくれ」という人もいるんじゃないか、と考えたりします(売れば学校運営費の足しになるのかも)。
VIA:NATS