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まさかのスズキ公式、ブラジル法人より「メルセデス・ベンツGクラスっぽいジムニーシエラ」が登場。その他にも究極のオフロード仕様など様々なバリエーションが展開中

2023/10/24

まさかのスズキ公式、ブラジル法人より「メルセデス・ベンツGクラスっぽいジムニーシエラ」が登場。その他にも究極のオフロード仕様など様々なバリエーションが展開中

| スズキのブラジル法人が手掛けるジムニーシエラは「いずれも悪くない」 |

純正でここまでカスタムされたジムニーを購入できるのであれば、アフターパーツはもう不要かも

さて、スズキ・ジムニーは世界中にて高い人気を誇り、それぞれの国や地域でそれぞれの愛され方がなされているクルマです。

さらには地域ごとに独自の進化を遂げており、たとえばオーストラリアではディーラー純正オプションとして「トラック」コンバージョンがなされているという例も見られるほど。

そして今回紹介するのはスズキのブラジル法人が独自に企画した「4スタイル(4Style)」なるジムニーで、これが「メルセデス・ベンツGクラス(ゲレンデ)のようだ」と話題になっているわけですね。

もともとジムニーはメルセデス・ベンツGクラスに似ていると言われるが

なお、現行ジムニーは発売前にプロトタイプが目撃されていた頃から「メルセデス・ベンツGクラスにそっくり」だと言われていて、発売された後には多数のチューナーが実際に「Gクラス風に」コンバートするなど大いに盛り上がったことも記憶に新しいかと思います。

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ただし今回の「ジムニー4スタイル」は現地法人といえどもスズキ公式であり、こういったクルマが出てくることにはちょっとびっくり。

https://www.flickr.com/photos/110074903@N02/53279120598/in/dateposted-public/

「モロ」にGクラスに似せようとしているわけではないようですが、ボディ同色のバンパーやフェンダー、サイドシル、スペアタイヤカバー等によってその雰囲気が(偶然にせよ、必然にせよ)Gクラスに近づいているように思います。

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フロントグリル形状も変更されているようですね。

https://www.flickr.com/photos/110074903@N02/53277945967/in/dateposted-public/

ただし前後バンパー形状は変わっておらず、ちょっとペイントしただけでここまで雰囲気が変わることにも驚かされます。

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テールランプは専用デザインを持ち、これもまたメルセデス・ベンツGクラスを連想させるところですね。

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ドアミラーとルーフはブラックペイント、そしてルーフ後端にはなんとブラバスやマンソリーが手掛けるメルセデス・ベンツGクラスに見られるようなウイングっぽいパーツも。

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マンソリーがメルセデス・ベンツGクラスをハードにカスタム。ルーフには大型LED4灯、ホイールはボディ同色の「ディッシュ」
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ホイールは専用デザインの5本スポーク(ブラックペイント)、タイヤは比較的オンロード用に近い選択がなされているようですね。

ホイールサイズは16インチ、そして全高と最低地上高はベースモデルのジムニーと同一です。

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メカニズム的にも通常のジムニーと変更はなく、1.5リッター4気筒ガソリンエンジンを搭載している、とのこと(ただしトランスミッションは4速ATのみ)。

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インテリアはこう。

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独自のシート表皮を持っているようですね。

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ブラジルのスズキからはこんなジムニーも発売されている

なお、ブラジルではジムニーの人気が非常に高いと見え、大きく分けて4種類のジムニーがラインアップされています。

エンジンはいずれも1.5リッターとなり、つまり日本での「ジムニーシエラ」が展開されていますが、ブラジルでも日本同様に「ジムニーシエラ」という正式名を持つようですね(他の多くの国や地域では単なる”ジムニー”を名乗ることが多い)。

構成としては、おそらくは日本仕様とほぼ同じ、ベースグレードの「ジムニーシエラ4You」に加え、このタフなジムニーシエラ4Expedition(エクスペディション=遠征)が投入されており、これは専用バンパーにシュノーケル、専用ルーフラックに加えてアンダーガードも装着されるという”究極のオフローダー”。

タイヤはオフロード用(マッドテレーン)、そしてホイールにはビードロックも装着されています(リフトアップもなされる)。

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こちらは幾分マイルドなジムニーシエラ4Sport(4スポーツ)。

ルーフラックが取り付けられる他、ブルーのアクセントがトーイングフックやボンネットに、インテリアだとエアコン吹き出し口にも用いられる「オシャレ仕様」です。

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ブラジルのジムニーシエラ一家を紹介する動画はこちら

参照:Suzuki Veículos

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