｜ やはり日本車はアメリカでも高い人気を誇る？ ｜
日本車をアメリカやカナダへと輸入しているパシフィック・コースト・オートが、今回新たにアメリカへと輸入したスズキ・カプチーノを紹介。
同社は（他の動画を見るに）日本のオークションで車両を買い付けているようで、主に顧客の依頼によって落札しているようですね。
最近はオークション会場でもこういった外国人が多いとは聞きますが、アメリカの場合はやはり「25年ルール」が影響しているのだと思われ、パシフィック・コースト・オートが動画で紹介している車両もやはり（ちょうど25年ルールによって輸入できるようになる）「1993年モデル」が多くなっています。
「メーター改ざん車」もアメリカへ
動画では買い付け時の書類も紹介。
「メーター改ざん車」の文字がデカデカと。
リアスポイラーを取り外した跡。
ロールバー装備。
ノーマル車の人気が高いのはもちろんですが、どうやらアメリカではチューニングカーの人気も高いようですね（”日本でチューンされたクルマ”というのが一種の付加価値なのかも）。
それでは動画を見てみよう
ここでこのスズキ・カプチーノのほか、どんなクルマが日本で買い付けられてアメリカへ輸入されているのか動画にて見てみましょう。
けっこう意外なクルマもあり、ちょっと驚かされてしまいます。
まずはスズキ・カプチーノ、「1991 Suzuki Cappuccino Turbo Kei Car (USA Import) Japan Auction Purchase Review」。
25年ルールによって輸入規制が解除された2年前のモデルですね。
1994年なのでまだ25年ルール対象だと思われますが、1994年式のトヨタ・スープラ、「1994 Toyota Mark-4 Supra SZ JZA80 (Singapore Import) Japan Auction Purchase Review」。※ハンドル左右の違いは関係なく、アメリカで販売されたことがあれば25年ルールにはかからない？
こちらもガルウイング化など大きく改造されています。
日本だとこういった改造車は「二束三文」といった時代があったものの、今だと外国のバイヤーが「高く」買ってゆくのかもしれませんね。
こちらもデカいインタークーラーやウイングを持つ改造車、「1993 USA Legal Nissan Skyline R33 GT25T (USA Import) Japan Auction Purchase Review」。
やはり25年ルールによって輸入が可能となった1993年モデルのマークⅡ、「1993 Toyota MarkII Twin Turbo Drift Car JZX90 (USA Import) Japan Auction Purchase Review」。
ナンバーがついたままなのが意外（返納しなくていい？）ですが、以前にアメリカへと輸入された「スモーキー永田 V12スープラ」も日本のナンバープレートがついたままでしたね。
これは珍しい”軽トラ”、「FOR SALE - 1990 Suzuki Carry Kei Truck (USA Legal) Japan Auction Purchase Review」。
「FOR SALE」とあるので、これは顧客の要望にて買い付けたものではなく、転売目的で購入してきたものと思われます。
アメリカの農場では人気が出そう。
こんなものまで？というホンダ・モビリオ・スパイク、「2003 Honda Mobilio Spike (Canada Import) Japan Auction Purchase Review」。
これも25年ルールにひっかかるはずですが、輸入できているということは「北米でも販売されていた」のかもしれません。