|レクサスLFAがアートカーに変身 |
レクサスがポルトガル出身のアーティスト、ペドロ・ヘンリク氏とコレボレーションを行ったLFAニュルブルクリンク・パッケージのアートカーを公開。
これはスパ・フランコルシャン24時間レースに参戦するレクサスRC F GT3、そしてFシリーズ10周年記念のキャンペーンとして企画されたもので、ホワイトのボディにグレーのペイントがなされたもの。
なお、「アートカー」と名乗るにはかなりシンプルですが、レクサスおよびアーティストは「動き」を意味しているものである、と説明しています。
レクサスLFAはもはや「伝説」と言っていい
レクサスLFAは2010-2012年にかけて500台のみが製造されたスーパーカーで、カーボン製モノコックフレーム、専用のV10エンジンを持つことが特徴。
そのために価格が非常に高額となり、現在に至るまで日本車としてはもっとも高額な3750万円(この価格でもモトが取れず、売れば売るだけ赤字であったとされる)。
販売終了から6年たった今でも何かと引き合いに出されるクルマでもあり、レクサスにおいてはひとつのベンチマークとも言えそう。
現在でもレクサスはスペシャルコンテンツを残しており、「F」ブランドの最高峰としてポジションを確立していますが、「製品単体」で見ると赤字でも、その後のレクサスブランドのイメージ向上、今後の可能性を鑑みるに「成功」であったと考えるべきだと思います。
なお中古相場は高値安定しており、おおよそ4500-5000万円くらい(日本だと売り物は一台しかない)。
アメリカのレクサスディーラーでは値上がりを見込んで「未登録の」レクサスLFAを確保している、ともいわれるほど「値上がりポタンシャル」の高いクルマだと考えられています。
なお、今回のアートカーのベース車両、プロモーション用車両、ドライビングエクスペリエンス用車両などを合わせると、世界中にてレクサスが自社で所有しているLFAもけっこう多いのかもしれませんね。
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