| 新型スープラのカスタムは日米欧でそれぞれ違った方向性となりそう |
新型トヨタ・スープラのバーチャルチューンをFlat Hat 3D がいくつかのバリエーションにて展開。
ボディカラーはベイビーブルー、そしてリアにはポルシェ911(993)GT2風のウイングを装着したものもあるので、このボディカラーともども「リビエラブルーの993GT2」をイメージしたものだと思われます。
いずれのパターンも大きなオーバーフェンダーを装着しているのが特徴ですが、ここでその内容を見てみましょう。
リバティーウォークが参戦してくるのも間違いない
こちらはフロントから。
オーバーフェンダーのほか、巨大なフロントスポイラーが目立ちますね。
そしてフロントからでも見えるリアのウイングが大迫力。
リアはダックテールにリアウイング(下)にリアウイング(上)という3段重ね。
なお、993世代のポルシェ911(ターボ系)がこういった形状を採用したのは、リアエンジンという事情に加え、その上にインタークーラーを載せていて、そこへフレッシュエアを導く必要があったため。
そのため、こういった「エアインテークのある」ウイングを採用していたわけですね。
こちらはリアウイングレス。
それでも大きなダックテールとリアフェンダーが大迫力。
リアフェンダー後ろのエアアウトレット、リアアンダーディフューザーもこのカスタムにおける大きな特徴です。
上から「リアウイングなし」バージョンを見るとこう。
リアフェンダーのワイドっぷり、ダックテールの大きさが際立ちます。
こちらはフロントから。
サイドステップもオーバーフェンダーに合わせた大きなものへと変更されています。
もちろん車高も落とされてホイールも交換済み(VOLK TE37っぽい)。
ポルシェ993 GT2っぽいウイングなしバージョン。
前後オーバーフェンダー、サイドステップ、ダックテール、リアディフューザーなど、のちに装着したパーツが「フォージド・カーボン(鍛造カーボン)」テクスチャにて強調されています。
加えて、この「鍛造カーボンバージョン」はサイドやリアンダーにエアロフリックが追加され、もう一段過激な仕様に。
こちらはウイングの「形状違い」。
新型トヨタ・スープラは「チューニングの可能性」をユーザーやチューナーに託した珍しいクルマで、剛性アップやパワーアップに対応した作りを持っていますが、すでにトヨタ側も有力チューナーやチームに新型スープラを提供し、カスタム/チューンを推奨している状態。
やはりそのクルマの人気が継続するかどうかは「購入した後、いかに感情移入できるかどうか」というところだと思われ、その意味で改造余地の大きなスープラは「人気が廃れない可能性が大きい」のかもしれません(トヨタもそれを意図的に狙った可能性が高い)。
加えて、新型スープラについては多彩な機能パーツやドレスアップパーツが登場すると思われ、さらに走り系の本気チューナーからボディパーツメインのドレスアップ系まで様々なチューナー/ショップが参入してくるであろうことも間違いなく、アフターパーツ市場が大きく盛り上がることになりそうです。