| 比較的コンパクトなシステム構成を持ち、容易に脱着可能 |
さて、SEMAに向けて続々カスタムが続けられているトヨタGRスープラたち。
これまでは主にエアロパーツやエンジンチューンをメインに紹介してきましたが、やはりSEMAで外せないのは「オーディオ」。
よって今回はSEMAに向けてオーディオインストールを行っているショップを紹介したいと思います。
このショップはJLオーディオより製作の依頼を受け、今回GRスープラへとスピーカー等のインストールを行うことになりますが、使用するのはC5コンポーネント・スピーカー、VXi 8チャンネル・アンプ、10インチTW3サブウーファーなど。
なお、これらは「車両に大きな改造を施さないこと」「すぐに脱着できること」を前提に考えられているようですね。
あくまでもインストールは純正ライクに
そして今回設計したスピーカーボックスがこちら。
前半分のユニットにはアンプが内蔵されますが、その両脇の「スピーカーっぽい」部分は実は”純正スピーカーを覆うカバー”。
つまりここにはスピーカーが入っていない、ということになります。
ちなみにこちらがスープラのトランク。
まだオーディオは搭載せず、スピーカーの「カバー」だけを外した状態です。
そこで早速作業開始。
素材はMDFで、サクサクと図面通りに木材を切り出してボックスを作成。
装飾用のパネルも整形して仮止め。
前の方の「スピーカーカバー」とアンプ収納部はこんな感じ。
これにカーペット、フェイクレザーを貼ってゆきます。
ボディカラーがレッドなので、ボックスにもレッドのアクセント。
カーボン風の装飾を加え、クオリティの高い仕上がりに。
実際にスープラに搭載するとこんな感じですが、まさに純正ライク。
電源、ワイヤリング等がどうなっているのか不明ですが、この構成だと比較的ライトだと思われ、アンプはバッテリー直、そして純正ヘッドユニットから音声信号をアンプに入れ、そこから純正スピーカー+追加スピーカーに出力しているのかも。
そのほかにもこんなスープラが待機中
そしてまだまだSEMAに向けてカスタム中のGRスープラは多く、こちらは先日より紹介している、ワイドボディ+リアウイングの「スープラ・ストリートハンター」。
オリジナルデザインのエアロをワンオフで製作して装着するというプロジェクトですが、今回はリアウイングの取り付けまでが公開されています。
こちらはすでに完成済み、明るいグリーンのボディカラーを身にまとうGRスープラ。
路面にブラックマークを残し、もうもうと白煙を上げながらドリフトを披露していますね。
スーパーカーミーティングへと乱入し、スーパーカーを超える注目を集めていますが、たしかにマクラーレンやランボルギーニにも劣らないインパクトかも。