| さすがにこの値付けは高すぎる |
中古車売買情報サイト、MobileにてレクサスLFAの中古車が登場。
クロームのラッピングが施されているためにけっこうな改造車かと思いきや、このラッピング以外はフルノーマルにとどまり、しかも走行距離はなんとわずか870kmという上モノです。
なお、販売価格は882,017ユーロに設定され、邦貨換算だと約1億300万円という高額設定。
すこし前に売り出された、パリス・ヒルトンが乗っていたレクサスLFAの価格が5500万円であったことを鑑みるに、「かなりな高額」だと言えそうですね。※5500万円でもけっこう高い
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たしかにレクサスLFAの価値は高いが
レクサスLFAは2010年から2012年の間に販売されていますが、その限定台数は500台。
シャシーや足回り、その他モロモロのパーツ類は他のレクサス車とほぼ共通性がなく、何から何までもが専用設計。
ロールセンターを最適化するために左右シートを接近させていることもよく知られ、それを可能とするために航空機グレードの素材・加工にてプロペラシャフトを製造してセンタートンネルを「狭く」するなど、至るところにまでこだわりが反映されているクルマでもあります。
なお、この個体について、なぜ希少なレクサスLFAをクロームラッピングしてしまったのかはまったく不明。
そして売りに出すにしても、多くの人はノーマルを好むと思われるので、ラッピングを剥がして「フルオリジナル状態」で販売したほうが有利にコトが進みそう。
レクサスLFAに積まれるエンジンは専用に開発された4.8リッターV10(570馬力)。
LFA開発時にはミドシップ案も出たそうですが、操縦安定性の面からフロントエンジンレイアウトが選ばれた、とされていますね。
そして、その「フロントエンジン」がレクサスLFA特有の優雅なスタイルを実現したと考えてよく、期せずしてここがほかのスーパーカーとの差別化に繋がったと言えそうです。
そしてこのレクサスLFAの特筆すべき点は「走行距離の少なさ」。
実際にインテリアの画像を見ても、レザーシートにはまったくヘタリやシワが見られず、この870kmという距離は”まず間違いない”と考えられます。
もとのボディカラーが何色だったのがはわかりませんが、インテリアカラーは「理想的」で、人気の高い「ブラック×レッド」というコンビネーション。
レクサスLFAの新車価格は3750万円であったものの、完売後はジワジワと価格が上昇し、一時は7000-8000万円という値をつけたことも。
そんな中でも(高値で)有名だったのは豊田章男社長のサイン入りLFAで、これは何かの宣伝のためか「約8億円」で売りに出され、しかし今はガクンと値下げされている模様。
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そして北米のレクサス法人はまだ”新車の”LFAを所有しており、年に数台づつ販売していることでも知られます。
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ちなみに現在日本で売りに出ているLFAはカーセンサー上だと3台で、1台(6800万円)を除くと残りは「応談」。
現在、LFAの国際的な相場はおよそ5000万円前後なので、やや高めの値付けだと言えそうですね。
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