| ここまで強引なカスタムカーも珍しい |
さて、世の中には「え?」と目を疑うようなカスタムが多々存在しますが、今回紹介するトヨタbB(サイオンxB)もその一台。
これはラスベガス近郊にて目撃されたとして米画像掲示板Redditに投稿があったものですが、その顔面がジープ・ラングラー用のアフターマーケット品へと入れ替えられています。
そのほかフロントフェンダーはシートメタルへと置き換えられたり、全く隙間を隠す様子がなかったりと奇妙極まりないカスタムでもありますね(サンルーフは二枚のパネルに置き換えられている)。
ジープ・ラングラーのフロントグリルはこんなに小さかった
なお、トヨタbBの全幅は1,690ミリ、ジープ・ラングラーの全幅は1,895ミリなので、実際はラングラーの方がずいぶん大きなクルマということになりますが、その顔面をスワップしてみるとbBよりもかなり小さく見えますね。
これはラングラー特有の構造(クルマの全幅に比してフロントグリルの横幅が狭い)に由来するものと言えそうですが、「意外とラングラーのフロントグリルは小さかったんだな・・・」という感じ。
ほかにはこんな顔面スワップも
そして「顔面スワップ」はけっこうメジャーなカスタムであり、日本だと「ワンビア」「シルエイティ」がよく知られるところ。
海の向こうでもけっこう顔面スワップの人気は高いようで、ステージアにR35 GT-Rのフロント周りを装着した個体も存在します(ロシア)。
こちらはポンティアック・フィエロにポルシェ911のフロントを移植していて、しかし両者のボディの幅が違いすぎるためになんだかおかしなことに。
最近だと、スズキ・エブリィにジムニーのフロントを装着するカスタムもキット化され話題を呼んでいますね。
さらにバーチャルの世界だと顔面スワップがさらに盛んに行われ、こちらは兄弟車であるトヨタGRスープラとBMW Z4とのフロントを入れ替えた作品。
そのほかにも、なぜかBMW Z4のフロントをスズキ・スイフトに入れ替えたCGも存在します。
そしてなぜ思いついたのか不明な、「トヨタ86の顔面をメルセデスAMG GTへ」。
ただ、今回の「トヨタbBにジープ・ラングラーの顔面スワップ」というのは完全に想像の範疇を超えており、”事実は小説よりも奇なり”を地で行くカスタムだと言えそうです。
参照:Reddit