レクサスが初となる電気自動車専用モデル「RZ 450e」を4月20日に発表！ベースはトヨタbZ4X、異型ステアリング採用のインテリアも公開

｜　レクサスもついに専用設計を持つピュアエレクトリックSUVを発表　｜

プラットフォームはエレクトリックモデル専用のe-TNGA、駆動方式はDirect4

さて、レクサスが「初」となる電気自動車専用モデル、RZ 450eを4月20日に公開する、と発表。

それに際して今回2枚のティーザー画像がリリースされています。

今回の画像のうち、一枚は正面からその姿を捉えたもの、もう一枚はヨーク型のステアリングホイールを採用するインテリアの画像で、トヨタはbZ4X同様に異型ステアリングホイールを与えるということになりますが、もしかすると「EV専用モデルにはこのステアリングホイール」を取り入れてゆく、ということなのかもしれません。※下の画像はbZ4Xのステアリングホイール。レクサスRZと同じ形状を持つことがわかる

新型レクサスRZはどんなクルマに？

現時点においてもレクサスRZの情報は少なく、しかし上の二枚の画像を比較すると、ステアリングホイール形状はもちろん、その奥にあるメーター、その横のインフォテイメントディスプレイ、センターコンソールの操作系など「共通する部分がかなり多い」こともわかります。

ただ、レクサスRZのほうでは「レクサスの名にふさわしい」高い質感を持つ素材や、エレガントな造形を採用しているようでもありますね。※インテリアの雰囲気としては「LF-Z Electrified」にもちょっと似ている

エクステリアについては、コンセプトモデル時代に比べるとずいぶん現実的になってしまったものの、それでもレクサスの新しい時代を感じさせるには十分であり、より立体的になってボディと一体化したスピンドルグリル、「Lシェイプ」を用いたデイタイムランニングランプを内蔵したヘッドライトなどが特徴的。

そしてすでに公開されている別の画像を見てみると、フロントを絞り込みウェッジシェイプを強調したスポーティーなデザイン、クーペ風のなだらかな傾斜を持つリアウインドウを備えることもわかり、「アクティブで若々しい」印象を演出したいのだという意図も伝わってくるようです。

なお、電動化時代のレクサスとしては「ボディ形状と同化したスピンドルグリル」のほか、「フロントフェンダーからリアに流れるライン」という特徴も持っていて、少し前にレクサスが公開した「将来のEVたち」についてはいずれもこのデザイン（しかしモデルごとにアレンジされている）を持つようですね。

基本的にはトヨタbZ4X、スバル・ソルテラと共通だが

RZ 450eは、トヨタbZ4X、スバル・ソルテラと共通のEV専用プラットフォーム「e-TNGA」をベースにしたレクサス初のモデルですが、もちろん「レクサス」たるべくデザイン、技術機能、性能の面でbZ4Xやソルテラよりも上位に位置づけられ、世界的に見るとテスラ・モデルY、フォード・マスタング・マッハE、アウディQ4 e-tronスポーツバック、ジェネシスGV60等と戦うことになるものと思われます。※価格帯もそれくらいになると考えて良さそう

パワートレインについては、デュアルモーターによる全輪駆動とトヨタおよびレクサス入魂の新システム「Direct4」の組み合わせとなり、パフォーマンスとドライビング・ダイナミクスに重点を置いたセッティングが施される、とも。※レクサスいわく「「プレミアムなドライビング体験のための新しいベンチマーク」

なお、コンセプトモデルでは90kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、一回の満充電あたりで600kmの航続距離を実現していたため、市販モデルも同様のスペックになると予想されます（トヨタbZ4XのWLTP航続距離は516km）。

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参照：Toyota