一瞬、リークかと思ったワ・・・。新型レクサスLBXの「いかにもありそう」な予想レンダリングが公開。このまま発売されてもおかしくはなさそうだ

｜　おそらくはティーザー画像を見る限り、このフロントマスクのままで発売されそうだ　｜

なぜレクサスがLBXの顔つきに個性を与えたのか、そこは気になる

さて、レクサスはつい先日新型コンパクトSUV「LBX」のティーザー画像を公開し、6月5日に発表するとアナウンスしたところですが、今回はロシアのカーメディア、Kolesaが新型レクサスLBXの予想レンダリングを公開。

もちろんこのレンダリングはこれまでにレクサスが公式に公開した画像の仕様を反映させたもので、レクサス公式ではありませんが、実際にこれに近い姿で発売されることになるのかもしれません。

ただしリアセクションはどんなデザインになるのかわからない

なお、レクサスはフロントの一部をティーザー画像として公開しているものの、リアについてはそのテールランプ発光グラフィック以外はわかっておらず、よってこの予想レンダリングのとおりにはならないかもしれません（実際にはLEXUS文字がバックドア上に反映されることになるものと思われる）。

この新型レクサスLBXは”レクサスUXの下”に位置するエントリーモデルになるものと思われ、そのベースはヤリスクロスになるのでは、と言われています。

よって採用されるプラットフォームはTNGA-Bになると考えるのが妥当で、もしエンジンも共有するのであればハイブリッドつき1.5リッター3気筒エンジン、もしくはノンハイブリッドの1.5リッターエンジンが載ることになる可能性が大。

日本市場向けとしてもティーザー画像が公開されているので、日本市場でもこのレクサスLBXが発売されると考えてよく、しかし北米では（おそらくは木米市場の要求するサイズやパワーに満たないため）販売されない可能性が高いといい、しかし北米だと「そのかわりに」レクサスTXが発売されることになりそうです（レクサスTXは北米にて生産されると報じられ、おそらくは他の国や地域に輸出されないものと思われる）。

なぜレクサスLBXは他のレクサスと異なるデザインを持つのか？

今回公開されたレクサスLBXの予想レンダリングにつき、フロントは（上述の通り）ティーザー画像をベースにしたもので、そしておそらくこれに近いルックスにて発売されることになろうかと思われるものの、フロントグリルがレクサスRZとやや似ている以外は現行のレクサスとほぼ共通性がなく、もしかするとスピンドルグリルが与えられない可能性も。

ただ、その場合であっても「スピンドルボディ」にてレクサスらしさを演出してくるとは考えていますが、レクサスがこのLBXのデザインをほかのレクサスと分けるのはブランディング上の理由だと思われ、というのも、このLBXの存在はレクサスの価値を希薄化させる可能性があるため。

レクサスはいわゆるプレミアムブランドであり、「手が届かない、そして手が届きにくい位置に存在すること」がブランド価値を高める手法であると認識していて、しかし今回のレクサスLBXはむしろ「手が届く」位置に降りてきているため。※発売時には「レクサスがこの価格で？」みたいな報道がたくさん出ると思われるので、レクサス＝その価格帯という印象がついてしまう

現在メルセデス・ベンツ、BMW、そしてアウディもエントリーモデルに対しては注力度合いを薄める、もしくは規模縮小を図っているところで（競争の厳しいセグメントから抜け出し、収益性を高めるため）、しかしレクサスだけがその「逆」を行っており、これが今の段階では吉と出るか凶と出るか不明です。

ただ、このレクサスLBXが「大人気化」する可能性も低くはなく、そしてこのレクサスLBXが増殖した際、他のレクサスまで「求めやすい」価格だと思われないよう、あえてこのレクサスLBXのデザインだけを「分離」させているのかもしれません。

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参照：Kolesa