
Image:Zephyr Designz(Instargram)
| プリウスがスーパーカースタイルへと変身 |
たしかにフロントウインドウは「スーパーカー的」と言われたが
燃費と実用性の代名詞だったトヨタ・プリウスが、驚きのスーパーカー風スタイルへと(2次元上で)生まれ変わることに。
このレンダリング作品を手がけたのは独立系デザイナーの Vishnu Suresh(Zephyr Designz)氏で、彼の最新CGIレンダリングでは、5代目プリウスが大胆なオープントップ・ロードスターへと変身している様子を見ることが可能です。
ハイブリッドハッチからロードスターへ
Zephyr Designzはプリウスを「控えめなエコカー」から「派手なスーパーカー」へとシフトさせており、ボディは大幅にワイド化され、低く構えたスタンスはまるでランボルギーニ。
残された純正要素はわずかに以下にとどまり、その他は全て再構築され、5ドアファストバックから2ドアのドラマチックなロードスターへと進化しています。
なお、同氏の作品の特徴としては、「ベース車両に何かを付与する」というよりは、もともとのディメンションやボディ形状を大きく変えるという傾向が見られ、ある意味ではこれもひとつの「デフォルメ」と言えるのかもしれません。
- ハンマーヘッド風LEDヘッドライト
- スリムなアッパーグリル
- 一部のテールゲートとフロントウィンドウ
イタリアとシュトゥットガルトの融合デザイン
このプリウス・ロードスターには、各スーパーカーの要素が散りばめられており、さらには大径HREホイールのように現実世界での人気パーツ、さらにはワイドフェンダー、サイドスカート、デュアルセンター出しマフラーなどの”お約束”も盛り込まれ、すべてがエコカーのイメージを吹き飛ばす仕上がりです。
- ディフューザー:ポルシェ911スピードスター風
- ボンネットのエアベント:マクラーレン765LT風
- リアデッキ:ランボルギーニ・アヴェンタドールを想起
一方でZephyr Designzはパワートレーンに触れておらず、デジタルデザインの世界では「妄想こそが正義」でもあり、「なんでもあり」「そこは視聴者にお任せ」なのかもしれませんね。
現実化の可能性は?
同氏はほかに「クーペ」バージョンも制作しておりmこうしたCGレンダリングはあくまで想像の産物ではありますが、独立デザイナーの作品が実際にカスタムカーの制作へとつながる例も存在します。
過去にはKhyzyl Saleem氏のデザインが(何度も)現実化した前例もあるため、このプリウス・ロードスターもいつかショーカーとして登場する可能性があるのかもしれません。
そしてプリウスは大量に出回っているためにベース車両を安価にて入手しやすく、そして「プリウスがスーパーカースタイルのロードスターに」というギャップによるインパクト効果も無視できず、名を上げようとするショップやチューナーがこれに取り組む可能性も「十分に」あるんじゃないかとも考えています。
まとめ
- プリウスが大胆にスーパーカー風ロードスターへCGを駆使し変身
- デザインはランボルギーニ、マクラーレン、ポルシェをミックス
- 現実的ではないが、カスタムシーンへのインスピレーションになる可能性あり
「燃費=地味」というイメージを完全に覆す、このプリウスの新しい姿は、デジタルならではの自由さを存分に感じさせてくれる存在です。
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