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トヨタが欧州開発拠点の社名変更&新ブランドでWEC参戦へ — 2026年を戦う新型TR010 HYBRIDも公開、GR GTとも共通するルックスに

トヨタが欧州開発拠点の社名変更&新ブランドでWEC参戦へ — 2026年を戦う新型TR010 HYBRIDも公開、GR GTとも共通するルックスに

Image:TOYOTA

| トヨタは今回「組織」「ブランド」を大きく変更、モータースポーツへといっそう注力 |

要点の箇条書きまとめ

  • トヨタが欧州開発拠点「TOYOTA GAZOO Racing Europe」を「TOYOTA RACING GmbH」へ社名変更
  • 新ブランド「TOYOTA RACING」として2026年WEC(世界耐久選手権)参戦
  • 新型ハイパーカー「TR010 HYBRID」を投入へ
  • GAZOO Racing(GR)はWRCやGR車両レース活動を強化
  • モータースポーツを技術・人材育成に活かす戦略が加速

社名変更の背景と意味

トヨタは「トヨタ・ガズー・レーシングをガズー・レーシングへと名称変更する」と発表したばかりですが、今度は続けて「トヨタ・ガズー・レーシング・ヨーロッパをトヨタ・レーシングへと社名変更する」とアナウンス。

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Image:TOYOTA

方や「トヨタ」が取れ、方や「ガズー」がなくなるという変更となっていますが、これによってトヨタ自動車の欧州研究開発拠点「TOYOTA GAZOO Racing Europe GmbH」が「TOYOTA RACING GmbH」へと名称が変わることに。

この変更は、従来のレースブランドを刷新し、モータースポーツ活動を技術開発やブランド価値向上につなげる新戦略の象徴だとされ(つまり今回の名称変更は名前を変えただけではなく、体勢や役割の変更も伴う)、2026年シーズンのWEC(世界耐久選手権)参戦から「新しい名前」が用いられる、とアナウンスされています。

そしてその根底にある思想は「ガズー・レーシング」同様に「モータースポーツ活動をトヨタ全体の技術戦略により深く組み込む」ことにありますが、こういった意図を汲むに、今後トヨタおよびトヨタの市販車が大きく変わってゆくであろうことを予感させますね。

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新ブランド「TOYOTA RACING」とWEC参戦

WEC(世界耐久選手権)に新型ハイパーカーを投入

「TOYOTA RACING」は、2026年シーズンのWECに向けて新型ハイパーカー「TR010 HYBRID」を投入しますが、WECはル・マン24時間レースを含む世界最高峰の耐久レースシリーズでもあり、単純なスピード競争ではなく「耐久性・省エネ・信頼性・戦術判断」が問われるシリーズです。

そのため開発技術の高さが如実に反映されることとなるのですが、ここで得られる技術は(これからの”モータースポーツと市販車との密接な連携”を通じて)市販車にも還元されるというわけですね。

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Image:TOYOTA

そしてこのWECを戦うのは「GR010 ハイブリッド」改め「TR010 ハイブリッド」。

そのルックスはGR GTによく似たものへと変更され、これも「モータースポーツと市販車との距離の近さ」を示す例だと言えそうです。

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Image:TOYOTA

TR010のリアはこんな感じで・・・。

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Image:TOYOTA

GR GTとはテールランプ等の共通性が見られます。

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Image:TOYOTA

TR010 HYBRIDは「2021年にWEC初のハイパーカー」として登場し、新時代を切り開いたGR010 HYBRIDをベースとしており、GR010 HYBRID同様の3.5リッターV6ツインターボエンジンを搭載するものの、2026年に向けてフロントおよびリアのボディワークに改良が施され、新たな名称とアイデンティティが与えられています。

激戦必至となるハイパーカークラスの新シーズンにおいて、このTR010 HYBRIDはトヨタからの希望を託され、TOYOTA RACINGの名のもとに世界選手権奪還、そして2022年以来となるル・マン24時間レース優勝を目指すこととなるわけですね。

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Image:TOYOTA

今回の「トヨタが欧州拠点の社名をTOYOTA RACING GmbHへ変更し、WECへと新ブランドで参戦する」というニュースは「モータースポーツ活動の刷新」以上の意味を持っており、それは技術開発とブランド戦略がモータースポーツを通じて融合する新時代の幕開けそのもの。

そして新体制においては「モータースポーツで得られたノウハウが市販車へとフィードバックされる」こととなるため、今後のトヨタ車(市販車)に直接影響する可能性がある大きな転換点でもあり、今後のトヨタにおいてはモータースポーツが市販車開発の最前線となることを意味します。

そしてこれまでのトヨタでは「モータースポーツ」「市販車」が切り分けられる傾向にあり、たとえル・マン24時間レースで勝ったとしてもトヨタのウエブサイトのトップページにそれが記されたり販売店のプロモーションに活用されることがなかったものの、今後は「今までとは異なる」展開が見られるのかもしれません。

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参照:TOYOTA

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