未だにRWBの正式名称を覚えることができない
主に964世代のポルシェ911をカスタムし、その独特なルックスに仕立て上げることで有名な「RWB」。
正式名称は 「ラウヴェルト ベグリッフ/RAUH-Welt Begriff 」といい、 中井啓氏 がスタートさせたブランドです。
そして同氏は世界中からオーダーが入ると現地へと赴き、依頼主と打ち合わせた上でオーナーの要望にあった「ワンオフ」のカスタム911を作り上げるわけですね。
けして人の手に任せず、自らが最初から最後までカスタムを行う姿勢は高く評価され、これまでにもオーストラリア、イギリス、アメリカ、ロシア、中国など様々な国へと「カスタムの旅」へと出かけています。
その際に同氏が常に携行するのが、ステッカーの貼られたリモワのトランク(スーツケース)ですが、今回そういった中井氏と彼が手がけたポルシェ911をイラストにしたアート作品が登場。
もちろん元ネタはあの「AKIRA」のポスターに描かれる金田と金田バイクではあるものの、たまたま中井氏の名前も「アキラ」なので雰囲気もバッチリ(海外ではNAKAI-SAN”ナカイサン”として親しまれる)。
そして彼の手がけるカスタム911にはなんらかの名称が与えられることがあり、今回イラスト化されているのは「兜」「小太刀」「鎧」。
それぞれに中井氏のポーズも異なり、しかしいずれも良くその雰囲気を捉えていて、とくにオーストラリアの顧客の求めに応じて制作した「小太刀」バージョンではコアラを抱っこするなどユーモア満点。
愛車(愛機)に向かう姿には様々なパターンが存在する
なお、同様のイラストはかなり多くのアーティストが制作しているようですが、まずは元ネタの「アキラ(AKIRA)」。
こちらは(別のアーティストの作品で)ドラゴンボール版。
悟空、トランクス、ベジータが描かれています。
バットマン(バットポッド)、デッドプール(スクーター)、アントマン(アンソニー?)といったヒーローたちも。
こちらはスター・ウォーズ版。
Xウイングはポー・ダメロン専用の「ブラック仕上げ」の機体です。
そしてマリオカート、マッハGoGoGO(スピードレーサー)、タイガー&バニーまでも。
こちらはアイアンマンとハルクバスター、アイルトン・セナとF1マシン、マーティ・マクフライとデロリアン(タイムマシン)。
そのほかにもマッドマックスやトロン、ゴーストライダーなど様々なバージョンがあるようです。