| この眼鏡をかけていると、一発で「スポーツカー好き」だとわかりそうだ |
さて、高品質なメガネフレームを世に送り出すことで知られる999.9(フォーナインズ)。
「999.9」というブランド名は最高純度を持つ純金をイメージしたもので、「最高純度の品質を追求し続けるアイウェアブランド」を標榜して1995年に創業されています。
「日本人に合う」「掛け心地」という点において異常なまでのこだわりを発揮しており、そのこだわりが支持を集めることで大きく成長したブランドでもありますね。
999.9にとってカーボンフレームは「2作目」
なお、今回999.9が発売したカーボン製フレーム「CFRP-02」はその名で分かる通りカーボン製フレーム第二弾。
第一弾となるCFRP-01はレーシングカー同様にオートクレーブ製法を使用しており、かつテンプルまでをカーボンで成形したことで「308,000円」という高額設定が話題となっています。※あまりに見た目が「カーボンすぎる」ため、実際に着用するのはちょっと恥ずかしい
そして今回のCFRP-02については「熱プレス」成形の採用、そしてテンプル部をチタンとすることでコストを引き下げ、その価格は187,000円。
チタン部分のカラーは2つあり、こちらは「ガンメタリック」。
そしてもう一つ用意されるのは「シルバー」。
CFRP-02の細部はこうなっている
そしてCFRP-02のディティールを見てゆくと、フレームの表裏には美しいカーボンの織り目が再現されています。
ちなみにカーボンフレームは柔軟性がなく、セルロイド製フレームのように「熱して曲げてレンズを入れる」ことができず、そのためレンズを実際に保持するのはチタン製の「インナーフロント」(カーボン製フレームはレンズとは非接触)。
フレームとテンプルとの継ぎ目は999.9得意の「逆Rヒンジ」ではなく新設計の「バランサー」。
テンプルはすっきりしていて細く、このデザインだと着用しても主張が強すぎず、しかしそれと分かる人には「おっ、カーボン」だとわかることになり、そこからなにか話が広がることがあるかもしれませんね。
ボクもカーボンファイバー製サングラスを持っている
ちなみにぼくはカーボンファイバー製サングラスを持っていて、これはイタリアのSin&Cosというブランドの製品。
ずっと前にイタリアで購入したもので、ノーズパッドとテンプル部のイヤーソックス、各パーツを固定するボルトとナット、そしてレンズ以外は全部カーボンファイバー。※フレームやサブフレーム、テンプル等すべてカーボン
なお、レンズは数年前にTALEX(ドライビングに適した仕様とカラーを選択している)へと入れ替えています。
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参照:999.9