| まさかブライトリングとデウス・エクス・マキナとが手を組むとは |
さて、ブライトリングとデウス・エクス・マキナとのコラボレーションによる「トップタイム デウスリ ミテッド エディション」が誕生(594,000円)。
ブライトリングというと航空機、一方デウス・エクス・マキナというとバイクやサーフィンというイメージがあり、なかなか両者の接点を見つけることができないように思えますが、ブライトリングによると、初代「トップタイム(1960年代)」は若く活動的な人々を対象としていたといい、そのコンセプトを鑑みるに「ナルホド」なコラボレーションですね。
トップタイム デウスリ ミテッド エディションはこんな腕時計
そして今回のトップタイム デウスリ ミテッド エディションはブライトリングいわく「バイカー、ボーダー、バックパッカーなど、世界を自分のペースで自由に探索したいと願う人々にアピールする」腕時計。
ケースは41ミリ径のステンレススティール、ベルト(ストラップ)はレースをテーマにしたというブラウンカーフレザー(裏面はイエロー)。
ダイヤルはレトロなクリーム色、そしてダイヤル外周にはイエローとオレンジのアクセントも。
なお、クロノグラフ針(稲妻形!)とインダイヤルの針(右側)はオレンジ、時針と分針、インダイヤルの左側の針はイエロー。
たしかにデウス・エクス・マキナらしいアクティブな雰囲気も感じられますね。
さらに文字盤下には「DEUS」、タキメーター目盛り右上にはデウス・エクス・マキナのスローガン、「In benzin veritas」の文字。
搭載されるムーブメントはCOSC認定クロノメーターであるブライトリング キャリバー23。
ケースバックにはクリエイティブディレクター、カービー・タックウェルによる、「レトロなラリーレーサー仕様のモーターサイクリスト」の刻印も。
このトップタイム デウスリ ミテッド エディションは1500本限定、そしてまずはオンライン限定にて販売される、とアナウンスされています。
3月22日までとなりますが、ブライトリングのオンラインショップにてこの腕時計を購入すると、デウス・エクス・マキナのコーヒーテーブルブック、キャンバス製トートバックがもらえる、とのこと。
デウス・エクス・マキナはこんなブランド
デウス・エクス・マキナと聞いてもピンとこない人もいると思うので、ここで簡単に説明してみようと思います。
デウス・エクス・マキナは2006年にオーストラリアで創業されたブランドで、ハンドビルトのカスタムバイクやパーツ販売からスタートしていますが、メンバーの趣味の範囲が非常に広く、その趣味を次々にビジネス化していったためにスケートボードやサーフィンといったところにまで製品が拡大することに。
よって、「こんな製品を作るブランド」というよりは「バイクやサーフィンなど、アクティブなものはなんでも楽しむカルチャー」を体現したブランドといったほうが適切で、日本だとバイクよりもTシャツやキャップのほうがよく知られており、「単なるファッションブランド」として捉えている人も多いかと思います(しかもデウス・エクス・マキナ本来の明るくエネルギッシュなイメージよりも、ブラックを中心としたヘビーなイメージが強い)。
ブライトリング トップタイム デウスリ ミテッド エディションを紹介する動画はこちら
ちなみにもともとのデウス・エクス・マキナ(ラテン語)とは、古代ギリシア演劇にて、「話がもつれたときに神が現れて一発で状況を解決する」という演出手法を指しています。
直訳すると、デウス・エクス・マキナは「機械から出てきた神」「機械じかけの神」ということになりますが、この(演劇の)演出における「神」が舞台に登場する際、クレーンのような「機械」で吊るされ、おおげさに登場したことから、この「話をまとめる神」を「機械じかけの神」と呼んだ、とされています。
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参照:Breitring