| ロイヤル オーク オフショア ミュージックエディションには「音響機器」を連想させる仕様が盛り込まれている |
これまた「入手難易度の高い」限定モデルが登場
さて、今年でオーデマピゲ ロイヤルオークは50周年を迎えますが、そこで新しいシリーズ「オフショア ミュージックエディション」が登場。
これはその構造やデザインによって「音楽」を表現したもので、イコライザーを表現したタペストリーダイヤルは、フェーダーをイメージさせるリューズガードやケースサイド等の特徴を持っています。
ケースサイズは37ミリと43ミリ、素材にはチタンやホワイトゴールドにブラックセラミックが採用されており、ここでその内容を見てみましょう。
ロイヤル オーク オフショア ミュージックエディション ブラックセラミック
まずこちらはロイヤル オーク オフショア ミュージックエディション「ブラックセラミック(Ref. 15600CE.OO.A002CA.01)」。
ケースサイズは73ミリ、ダイヤルはVUメーターをイメージしたプリント処理、そしてアプライドアワーマーカーとロイヤルオーク針はホワイトゴールド。
ストラップはブラックラバー、バックルはチタン、そしてケースとストラップとの接続部にはローレット加工が施されます(これはミュージックエディションだけの特徴だと思う。プラグのケーシングをイメージしているようだ)。
250本のみの限定販売、価格は467万5000円に設定されています。
ロイヤル オーク オフショア ミュージックエディション チタン
そして次はロイヤル オーク オフショア ミュージックエディション「チタン(Ref. 15600TI.OO.A343CA.01)。
仕様としてはブラックセラミック版と同じで、「素材違い」といった感じですね。
ケースサイドにはスライダーを連想させる加工がなされ、溝の内側はサンドブラスト加工が施されます。
ちなみにこういった「溝」がシャープに掘られているかどうか、エッジがピンとしているかどうかによってその腕時計メーカーの技術力が問われると考えていますが、その点オーデマピゲは「世界最高峰」だと思います(これだけ面やエッジがビシっとした加工ができるブランドはあまりない)。
キャリバーはセラミック版ともども4309(パワーリザーブ70時間)、500本限定、価格は368万5000円。
ロイヤル オーク オフショア ミュージックエディション ホワイトゴールド
こちらはホワイトゴールドケース/ベゼルを採用し、ベゼルそして文字盤には貴石が埋め込まれるというゴージャスなモデル(15601BC.YY.D343CA.01)で、限定本数は不明、価格は「要問い合わせ」。
文字盤にはブルー、ライトブルー、グリーン、イエロー、オレンジ、レッドなどのバゲットカット・ジェムストーンが散りばめられ、ダイヤルの下地もキラキラした仕様となっています(アヴェンチュリンダイヤル。格子状の溝が入るが、立体的なタペストリーではない)。
ストラップはブルーラバー、そしてジェムストーンにあわせたターコイズブルー、イエロー、グリーンのラバーストラップが付属する、とのこと。
ロイヤル オーク オフショア ミュージックエディション チタン(37ミリ)
こちらは37ミリバージョンのロイヤル オーク オフショア ミュージックエディション(チタンケース、Ref. 77600TI.OO.A343CA.01)。
単にダウンサイズされただけではなく、ストラップには37ミリとしてはじめて「コンステレーション・テクスチャ」が採用されています。
キャリバーは5909(パワーリザーブ60時間)、限定本数は500本、価格は335万5000円。
ロイヤル オーク オフショア ミュージックエディション ホワイトゴールド(37ミリ)
こちらは37ミリのロイヤル オーク オフショア ミュージックエディションの宝飾版(Ref. 77601BC.YY.D343CA.01)。
ケース素材はもちろんホワイトゴールド、そこへバゲットカットが施されたジェムストーンが埋め込まれています。
やはり価格は「要問合せ」、そして限定本数は非公開で、こちらにもターコイズブルー、イエロー、グリーンの交換用ラバーストラップがセットされている、とのことで、気分にあわせて表情を変えることができそうですね。
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