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アストンマーティンが日本に注力。「日本重要。新しく日本法人や研究施設を設立し日本市場を拡大する」


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アストンマーティンが日本市場に注力する方針を採用し、5億ポンド(約714億円)の投資を行う、と発表。
これはイギリスのテリーザ・メイ首相とともに英国代表団メンバーとして日本を訪れたアストンマーティンCEO、アンディ・パーマー氏からの公表によるもので、すでに「決定済み」となるようです。

同氏によると「日本は我々の未来にとってキーとなる。日本の顧客の我々に対する信頼はとても重要であり、我々は東京に新たなディーラーネットワークを構築することで、日本市場を育てる」、とのこと。

これに関し、アストンマーティンは三菱、デンソー、ブリジストン、矢崎総業などから7000万ポンド相当の買い付けを行い、日本における法人も新しく設立し(すでにある日本法人がどうなるのか不明)、日本市場におけるアストンマーティンの地位を確固たるものにする、とも語っています。
加えて日本に「Meta Technology & Luxury Accelerator」なる拠点を設立する模様。

アンディ・パーマー氏は日本を「世界第二位の高級車マーケット」と位置づけており、具体的な方法として新しい日本法人の設立とディーラーネットワークの整備、Meta Technology & Luxury Acceleratorセンターではコネクテッドカー、電気自動車、高級車の研究を行うことでアストンマーティンの競争力を高め、日本市場をアストンマーティンにとって「世界5指」に入る市場として育てたいという意向があるようです(ということは現在ベスト5に漏れている)。

↓こちらがアンディ・パーマーCEO。なんとなく憎めない風貌で、動画を見ると動きがユーモラス

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なお、プレミアムカーメーカーにとって日本市場はだいたい世界3-5位あたり。
ただし「安定的に成長している」という点では重要市場に位置づけるメーカーも多く、比較的優遇されている国だとも言えます。

ランボルギーニにとって日本は2-3位、フェラーリにとってもやはり3位くらい、マクラーレンにとっては4位、ロールスロイスにとっても3-4位くらい。
BMWやポルシェは「5位に漏れる」あたりですが、それでもBMWは日本を重要市場と位置づけ、日本の住環境に合わせた変更を「日本のためだけに」行ったりしていますね(古くはドアハンドルを日本市場向けに小さいものへ変更したり、最近だと立体駐車場に収めるためにi3のサスペンションやアンテナを変更して全高を落としたり)。

さらにアストンマーティンの場合、「東京のディーラーは世界最高の販売台数を誇る」としており、一層のポテンシャルを日本市場に感じているのかもしれません。

加えて、他の国に比べて日本市場が評価されているのは、「各メーカーのヘリテージを理解し尊重している」こと。
たとえばフェラーリだと熱心なファンの方が多く存在し、それぞれがフェラーリの「文化」を理解して車に乗っているということで、中国のように「2人乗りのフェラーリに3人が乗って、加速競争をして事故」というような例がない、というのは非常に重要。
言うなれば「客層が良い」ということになり、これが新興国には見られない、各メーカーの感じるメリットのひとつ。



今回首相自ら日本にやってきた理由として、イギリスとしては「EU離脱」による損害を最小限にとどめたいという想いがあり、そのために現在各国との調整を測っているものと思われますが、今回の取引拡大もそのひとつ。

なおイギリスは産業界(企業)と政府との結び付きが強く(アメリカも同じで、そう考えると日本のように政治と経済との関連性が薄いほうが特殊かも)、国内産業保護のためには特定企業に優遇措置を取ったり、今回のように外国に出向いてまで「製品買って」という運動を行ったり、はたまた外国の視察団を英国に招いて「イギリス企業に投資して」とお願いしたり、と国と企業とが一体となった動きが見られます(これが本来の姿かとは思うものの、イギリスは多くの企業が国営であったことにも由来し、日本のように鉄道会社でも複数あるような国ではやはりこれは難しそう)。

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