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気分はニコラス・ケイジ。「60セカンズ」のエレノア(マスタング)が購入可能に

2018/01/23

| かなり劇中の仕様に忠実 |

しばらく前にフュージョン・モーター・カンパニー(Fusion Motor Company)が販売を行うとしていたマスタング「エレノア」が実際にデリバリー開始。
この「エレノア」は最近だとニコラス・ケイジ主演の映画「60セカンズ」で有名になったものですが、その60セカンズは1974年の「バニシング in 60」のリメイク。
フュージョン・モーター・カンパニーはバニシング in 60の制作とプロデュースを行ったH・B・ハリッキー氏の遺族との契約を結び、正式に「エレノア」の製造権を得た、としています。

オリジナル版「バニシング in 60」に登場したのはイエロー

なおバニシング in 60に出てきた「エレノア」はイエローで、以前にロバート・ダウニーJr.に納車されたマスタングのような感じ。

「エレノア」の仕様をみてみよう

今回フュージョン・モーター・カンパニーがリリースするのは「60セカンズ版」レプリカとなりますが、細部を見ても劇中の仕様に沿ったものに。
なおベースとなるマスタングは1967年モデルもしくは1968年モデルのマスタング・ファストバックで、この「ドナー」を全部分解してレストアし、「エレノア」に仕上げるとのこと。
さらには補強やマルチロンク式リアサスペンション、Wilwood製ブレーキシステム、カーボン製パーツ、LEDライトなど現代風装備も追加でき、「毎日乗れる」車となるようです。
加えて「どうせ全部バラすので」仕様はオーナーが自由に決めることができる、とのこと。

インテリアは当時風のローバック・バケットシートに加えてエアコン、パワーロックやブルートゥース対応オーディオなどやはりイマ風装備を追加。
こちらも外装同様にオーナーの好みに応じたカスタムが可能だそうですが、レカロシートやカスタムメーター、カーナビゲーション+インフォテイメントシステムは標準オプションとしても用意しているそうです。

いちばん重要なのはエンジンで、これはもちろんV8。
5リッターV8(430馬力)、スーパーチャージャー追加の600馬力、アメリカンマッスル伝統の「427キュービック・インチ(480馬力/560馬力/750馬力)」をラインアップ。
トランスミッションは6MTもしくは6AT、とのこと。

もちろんニトロも用意。

ニトロ噴射準備のためのスイッチ。

「60セカンズ」劇中同様、”GO-BABY-GO”ボタンも再現。

メーターは現代風。

価格は(本国で)約2200万円から購入可能、納期は6ヶ月を要するそうです。
なお、日本でもこの「エレノア」は購入でき、フュージョン・モーター・カンパニーのアジア地区代理店、「フュージョン・アジア」で注文が可能。

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