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アウディが日本の顧客向けにGT4クラス向けレーシングカー「アウディR8 LMS GT4」発売。2989万円ナリ

| 日本でもアウディR8のレーシングカーが発表 |

Audi R8 LMS GT4

欧州で販売が好調なレーシングカー、アウディR8 LMS GT4の販売が日本でも開始。
GT4はGT3の下位カテゴリに位置し、より「市販車に近い」改造範囲に制限されているために参加障壁が低く、そのために多くのドライバーそしてそのために多数の自動車メーカーが車両を提供しています。
アウディもその一つで、先日も「1日1台」のペースで製造されていると公表されていますが、かなりの人気がある競技用モデルだと言えそう。

その他だとポルシェ・ケイマン、フォード・マスタング、シボレー・カマロなどのGT4用競技ベース車両があり、少量生産メーカーもいくつか参入していますね。

価格は2989万円、維持費はまだ”安い”

今回はそのアウディR8 LMS GT4が日本でも発売されることになり、価格は「2989万円」。
市販モデルと60%を共有し、生産ラインも市販モデルのR8と同じだとされますが、そのぶん「維持費が安い(専用パーツではなく市販車のパーツが使用できるので)」レーシングカーであることも意味します。

さらにアウディR8は、上位カテゴリでもあるGT3で活躍するランボルギーニ・ウラカン(こちらもレーシングカーと市販車との共通性が強い)と多くを共有しており、よって相当に高いポテンシャルを持つクルマであり、GT4クラスでも高い戦闘力を発揮しそうですね。

以下、アウディジャパンからの発表。

アウディ ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:斎藤 徹)は、Audi R8 Coupé V10をベースに開発したレーシングカー Audi R8 LMS GT4の価格を発表し、本格的に販売を開始致します。

GT4は、GT3とTCRの中間に位置するカテゴリーです。GT3と同様に、各社から市販モデルをベースとしたレーシングカーがリリースされており、近年ジェントルマンドライバーの受け皿として人気が高まっています。今回販売するAudi R8 LMS GT4は、Audi R8 Coupé V10をベースに開発されたレーシングカーで、デリバリー開始から約3カ月が経過した2018年3月中旬までに50台を製造し、デビュー戦となった2018年ドバイ24時間レースでクラス優勝を飾るなどその人気が高まっています。市販モデルと60%以上もの構成部品が共通で、生産も同じドイツ ベーリンガーホフ工場で行われます。この相乗効果により、Audi R8 LMS GT4は価格や維持費をリーズナブルに設定することが可能となりました。日本国内では、アウディ ジャパンのカスタマーレーシングビジネスにおけるパートナーである、株式会社アドバンスステップ(本社:神奈川県高座郡寒川町、代表取締役:星名 功一)がテスト車両を新たに配備しました。

Audi R8 LMS GT4

アウディは2009年よりAudi Sport customer racingプログラムを通じて、Audi R8 LMS GT3を供給しており、日本でも2012年以来、SUPER GTのGT300クラスにAudi R8 LMSで参戦を続けています。また2016年より、Audi RS 3 Sedanをベースにしたレーシングカー Audi RS 3 LMSの販売を開始。現在、スーパー耐久シリーズ ST-TCRクラスに、Audi RS 3 LMSで参戦するチームをサポートしています。

Audi R8 LMS GT4

Audi Sportは、プライベートチームに対するスペアパーツの供給、プロフェッショナルなサポートを世界中のネットワークを通じて行います。日本でもパーツトレーラーを国内外のレースに配備するなど、既にAudi R8 LMS、Audi RS 3 LMSのためにネットワークを構築しています。Audi R8 LMS GT4に対してもこれらの優れたサービスを生かし、モータースポーツシーンでのチームの活動をサポートすることにより、アウディのブランド要素の重要なひとつであるスポーティイメージを強く訴求していきます。

Audi R8 LMS GT4

Audi R8 LMS GT4
エンジン:5.2 ℓ V10 DOHC
トランスミッション:7速 Sトロニックトランスミッション
最高出力/最大トルク:495PS /550Nm
駆動方式:MR (ミドシップエンジン、後輪駆動)
ステアリング:左
希望小売価格:29,890,000円

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VIA:AUDI

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