
| アウディは「技術オリエンテッド」かつ「質実剛健」な自動車メーカーである |
そして意外と「世界初」「独自技術」も多かった
この記事の要約
- アウディは「4つのリング」に100年以上の歴史を刻むドイツ名門ブランド
- スローガン「Vorsprung durch Technik(技術による先進)」が示す革新の連続
- 四輪駆動「5気筒」「クワトロ」「TT」が自動車史を塗り替えた
- EV時代でもe-tronシリーズで先頭を走る
- ベンツ・BMWとは異なる“技術オタク的魅力”がアウディの真骨頂
- 直近の「迷走」そして新しい方向性
「アウディ」とはどんな自動車メーカーなのか
さて、ぼくが強く支持する自動車メーカーのひとつが「アウディ」。
実際にこれまでに数台を購入しており、いまでも「どんな条件であろうとも、目的地に確実にたどり着くことができるのがアウディ」だという認識を持っています。
さらにぼくがランボルギーニを購入したのも「アウディ傘下に入ってから」であり、つまるところぼくはアウディに対して絶対の信頼を寄せている、ということに。
ただし残念なことに現在ではその印象はさほど強烈なものではなく、かつコレクションに値するクルマも(メルセデス・ベンツやBMWほど)多くないため、「アウディって、結局どんなメーカーなの?」という疑問を持つ人も少なくはないのかもしれません。
ここでは、メルセデス・ベンツやBMWと並んでドイツ御三家(ジャーマンスリー)と称されるアウディにつき、その成り立ちや歴史、強み、さらには未来に至るまでを探ってみたいと思います。
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アウディの歴史を時系列で読む
アウディ誕生の原点(1909年〜)
アウディの始まりは1909年、創業者はアウグスト・ホルヒ。
彼が自らの姓「Horch(聞け)」をラテン語に訳した言葉が「Audi」です。
この時点ですでに、「名前からして知的でスマート」という今のアウディ像が出来上がっているかのようですね。
Image:Audi
4つのリングが意味するもの(1932年)
現在のアウディロゴ「4つのリング」は、(不況を生き抜くべく)以下4社の合併によって誕生しました。
- アウディ
- DKW
- ホルヒ
- ヴァンダラー
この統合体が「アウトウニオン」。
異なる技術と思想の融合こそがアウディのDNAになっていますが、4社それぞれには以下のような特徴があったとされています。
- アウディ:「技術」
- DKW:「安価な大衆車」
- ホルヒ:「豪華さ」
- ヴァンダラー:「堅牢さ」
Image:Audi
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5気筒エンジンの登場
そしてアウディの「技術的特異性」を端的に示すのが1976年に登場した5気筒エンジン。※量産乗用車としては世界初だとされる
- 初搭載車:アウディ100(C2型)
- エンジン形式:直列5気筒ガソリンエンジン
- 排気量:約2.1L(当初)
なぜ5気筒という選択だったのか?
当時のエンジン構成は、
- 4気筒:経済的だがパワー不足
- 6気筒:滑らかだが重くて燃費が悪い
という問題があり、そこでアウディは、その“間”を狙ったわけですね(課題を技術によって解決しようというのがいかにもアウディらしい)。
Image:Audi
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5気筒のメリット
- 4気筒よりトルクが太い
- 6気筒より軽量・コンパクト
- 独特で記憶に残るエンジンサウンド
この発想が後のアウディらしい「技術で差別化する思想」=「Vorsprung durch Technik(技術による前進)」につながるのですが、この意味においても「5気筒エンジン」はもっともアウディ的な”発明”なのかもしれません。
クワトロ革命(1980年代)
そしてアウディの歴史を語る上で(5気筒エンジン同様)絶対に外せないのが「quattro(クワトロ)」。
クワトロとは?
- フルタイム四輪駆動システム
- 当時は「乗用車に(重く複雑なので)四駆は不要」と言われていた
- それを常識ごと覆したのがアウディ
WRC(世界ラリー選手権)での圧倒的勝利によって「四駆=速い・安定する」という価値観が世界に広まり、やがてラリーでは「4WDではないと勝てない」時代が到来します。
Image:Audi
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今でこそ「乗用車(それどころかスポーツカー)にも4WD」というのは当たり前のことではありますが、それまでは「4WD=オフローダー特有の技術」という常識を覆したのがアウディというわけですね。
さらには上述の5気筒エンジンとの組み合わせによってWRC(世界ラリー選手権)での勝利を量産し、これによって「5気筒 × quattro = 最強」というイメージが世界に定着することとなります。※アウディはクワトロを知らしめるため、様々な画期的なプロモーションを行っている
Image:Audi
プレミアムブランドへの進化(1990年代〜)
1990年代以降、アウディは明確に方向性を定め、主には以下のような取り組みを行います。
- アルミボディ(ASF)の採用
- 内外装品質の徹底的な作り込み
- シンプルで未来的なデザイン
ここで特筆すべきは「アルミボディ(ASF)」。
これは世界初の「完全な量産車としてのアルミボディ構造」であり、ASFは Audi Space Frame の略(デビュー当初はアウディ・アルミニウム・フレームの略であったが後に改名)で、車体の骨格そのものをアルミで構成する構造です。
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従来のボディとの違いは以下の通りで、つまり、「ボディにアルミを使った」のではなく 「ボディ構造そのものをアルミ化した」という点が革新的であったわけですね(それまでにも、アルミをボディに使用したクルマは存在したが、構造そのものにアルミを用いたのはアウディが初であった)。※この画期的な構造を宣伝するため、アウディは当時、アルミパネルをポリッシュしただけというシンプルな外観を持つA8を制作している
- 従来:鋼板モノコック(鉄が主体)
- ASF:アルミ製フレーム+アルミ外板
Image:Audi
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こんなコンセプトカーもあった。「オールアルミ」表現のため全身ポリッシュ仕上げの「アウディASFコンセプト」
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「ASF」が世界初とされる理由
① 量産レベルでの実用化
過去にも、
- レースカー
- 超少量生産車
- コンセプトカー
ではアルミボディは存在し、しかし・・・。
- 年間生産
- 衝突安全
- 修理性
- コスト管理
これらをすべてクリアした量産車は1994年の「初代アウディA8(D2)」が世界初。
参考までに、同時期に進められた「外装パネル同士の隙間(チリ)の小ささ」もアウディにおけるひとつの「自動車業界に対する功績」で、アウディはこれを「可能な限り小さく」しようと努めています。
そして当時、メルセデス・ベンツやBMWは「そんな事を気にする顧客はいない」と大きく出たものの、実際アウディの「極限まで縮められたパネル間のギャップ」は高品質の象徴であると認識されて消費者に広く受け入れられ、遅ればせながらライバルもこれに追随することになったという事実も存在します。
1998年:アウディTTの登場
さらにアウディの進撃は続き、コンセプトカーのデザインをほぼそのままで量産したことによって当時かなりの衝撃をもたらしたのが「初代TT」。
- コンセプト発表:1995年(フランクフルト・モーターショー)
- 市販モデル登場:1998年
- 初代型式:8N型
Image:Audi
なぜ1998年のTTは革命的だったのか
それまでのアウディは、
- 実用重視
- 落ち着いたデザイン
というイメージが強め。
そこに現れたTTは、完全に異質であり・・・。
TTが与えたインパクト
- 円と弧を基調にしたバウハウス的デザイン
- シンプルで造形美を重視
- クーペとロードスターを用意
- 若い層・デザイン志向ユーザーを獲得
「アウディ=デザインがかっこいい」というイメージを決定づけた一台です。
技術面でのポイント
- FFベース+quattro設定
- コンパクトスポーツクーペ
- 高剛性ボディ
- 高品質なインテリア
Image:Audi
走りだけでなく、”所有する満足感”を重視したのもTTにおいて特筆すべき点であり、その結果、「走りのBMW」「威厳のベンツ」に対し、「技術と洗練のアウディ」という独自ポジションを確立することに。
いかなる既存のクルマとも異なるデザインを採用し、「小排気量ターボ+4WD」という(当時としては)常識外れのパッケージを採用したことで「デザイン、走り」双方において大きな衝撃を業界に与え、アウディのイメージを一変させてしまったわけですね。
2006年:アウディR8の登場
そして次なる「衝撃」が初代R8の登場。
アウディR8は「2006年」に初登場していますが、これはアウディにとって初の本格ミッドシップ量産スーパーカーです。
- 公開:2006年 パリ・モーターショー
- 市販開始:2007年
- 世代:初代(Type 42)
Image:Audi
なぜ2006年のR8は衝撃だったのか
「ミドシップスーパーカー」自体はさほど珍しい存在ではなかったものの、このR8が画期的であったのは、「それまでのアウディ」といえば・・・。
- セダン
- ワゴン
- クーペ
が中心で、「スーパーカーのイメージ」はほぼゼロ。
そこに突然現れたのがR8であったわけですね。
R8登場が与えたインパクト
- ミッドシップレイアウト
- フルアルミボディ(ASF派生)
- quattro搭載スーパーカー
- 日常でも使える実用性
さらにR8は「スーパーカー=気難しい」という常識を、アウディ流の技術によってあっさり破壊しており、文字通り「スーパーに乗って行けるスーパーカー」として登場したことが”アウディのみならず、自動車業界にとって”の衝撃であったと考えて良いかと思います。
Image:Audi
R8のルーツ:ル・マンのDNA
なお、R8という名前は、ル・マン24時間レースを制したLMPマシン「Audi R8」に由来します。
レース実績
- ル・マン24時間 総合優勝:2000〜2005年に5回
- 耐久レース最強時代を築く
市販バージョンのR8は「レースで勝った技術を、そのまま市販車に落とす」という思想によって世に送り出されていますが、これもまた「5気筒」「クワトロ」同様、モータースポーツによって得られた知見と技術を、すぐさま市販車に反映するといった”アウディらしい”クルマと言えるでしょう。
Image:Audi
そしてこのR8の登場により、「アウディ=実用車だけのメーカー」というイメージは完全に終わりを告げ、 「R8があったからRSモデルがここまで成長した」と言っても過言ではない、と考えています。
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EV時代のアウディ(2018年〜2025年)
さらにその後、電動化の波にもアウディはいち早く対応しています。
e-tronシリーズの特徴
- プレミアムEVとしての質感
- 静粛性と加速性能の両立
- 先進的インテリアとデジタル化
“EVでもアウディらしい走り”を実現している点が評価されていますが、興味深いのは、あれだけアウディの成長そしてイメージ変革、そして新規顧客の獲得に貢献したTTとR8をあっさり切り捨てたこと。
その理由としてアウディは「TTとR8との役割はもう終わった」と述べており、それによってアウディは再びスポーツカーを持たない時代へと逆戻り。
つまるところ、アウディはここで「一旦過去を精算し、新しい時代へと向かう」決意を行ったのだと考えられます。
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ここからアウディはどこへ向かうのか
ただ、「スポーツカーを持たない」ことでBMWそしてメルセデス・ベンツに大きく水を開けられてしまったのが現在の状況。
アウディは「これからクルマはEVのみとなり、スポーツ性よりも快適に移動する手段としての性格が強くなる」と踏んでいたのだと思われますが、市場心理はアウディの予想通りには動いてくれず、多くの消費者は「つまらないEVよりも楽しい内燃機関へ」という回帰傾向が生じてしまい、そのトレンドは拡大する一方です。
Image:Audi
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そこでアウディも内燃機関回帰への姿勢を強め、「TTモーメント2.0」と称し、かつてTTがアウディにもたらした改革をなぞらえようとしているのが直近の状況です。
さらにアウディは2026年からF1へと参戦するため、いっそうの「スポーツ志向」を強めるのではとも見られており、ここからの「巻き返し」に期待がかかるところでもありますね。
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結論|アウディは“未来を先取りするブランド”
アウディの歴史を振り返ると、一貫しているのは 「技術で一歩先に行く姿勢」。
- 四輪駆動を常識にした
- 5気筒エンジンを導入した
- アルミニウムを車体の主要構造として取り入れた
- スーパーカーを「日常的に乗れるクルマ」にした
さらには「内装品質の基準を引き上げた」「デイタイムランニングランプはじめライティングに革命をもたらした」のもアウディであると捉えていますが、その歴史を紐解いてみると「自動車業界初」「その後の基準を作った」のがアウディであることがわかります。
その一方、ここ最近では「新しい、アウディらしいチャレンジ」が見られないのも実情であり、それがそのまま「販売結果」に反映されているのかもしれません。
ただしこれからのアウディは「過去の栄光を取り戻す」決意を固めており、これから続々登場するであろう「アウディらしいクルマ」に期待したいと思います。
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