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ミニが日本でも576万円のスーパーミニ「JCW GP」発表!加えてJCW GPスペックの最強クラブマン「MINI John Cooper Works Clubman GP Inspired Edition(615万円)」も投入

2020/02/17

| MINI JCW GPは240台、ミニ・ジョン・クーパー・ワークス・クラブマンGPインスパイアード・エディションは120台限定 |

さて、ミニが日本において「MINIジョンクーパーワークスGP」を初公開し、このジョンクーパーワークスGPにインスパイアされた「MINI John Cooper Works Clubman GP Inspired Edition」の導入をあわせて発表。
まずジョンクーパーワークスGPですが、これはすでに本国にて発表済みとなるミニきっての過激モデル。
世界限定3000台、日本への割当は240台そして価格は576万円だと発表されています。

「ミニ ジョンクーパーワークスGP」発表!ミニ史上最強最速、オーバーフェンダーに巨大ウイング装備、おまけに2シーター

ミニに紳士協定は関係ない

搭載されるエンジンは2リッター4気筒ツインパワーターボで出力は306PS、トランスミッションは8速AT、駆動輪は前輪のみ(デフロックつき)。
0-100km/h加速は5.2秒、最高速は265km/hだとアナウンスされていますが、この265km/hという速度は紳士協定で定められた250km/hを超えており、ミニは英国ブランドなので(ドイツのメーカーが定めた)紳士協定は関係ないと言えど、親会社のBMWはずいぶん思い切ったな、という感じ。

ミニ・ジョンクーパーワークスGPは今回発表された新型にて「3代目」となるものの、最新世代のジョンクーパーワークスGPはこれまでのモデルに比較しても過激さが桁違い。
2シーター化されて軽量化とボディ剛性強化が行われるのはこれまでのモデル同様ですが、ボディにはなんと「オーバーフェンダー」装着。
一方で出力は75馬力も引き上げられて306馬力と「大台超え」となっています。

ちなみにニュルブルクリンクのラップタイムは7:56.69だとアナウンスされており、これはルノー・メガーヌR.S.トロフィーRやホンダ・シビック・タイプRの「40秒台」よりはやや遅いタイム。

トランスミッションは8速AT、リアシートの代わりにはぶっといタワーバーが入り、専用のデジタルメーターが備わります(画像は左ハンドルだが、日本仕様は右ハンドル)。

現在の販売状況はわからないものの、「完売」とはアナウンスされておらず、よってまだ手に入るのかもしれません。

ミニ・クラブマン最強モデルも同時に誕生

そしてBMWジャパンはミニ・クラブマンに「MINI John Cooper Works Clubman GP Inspired Edition(ミニ・ジョン・クーパー・ワークス・クラブマン・ジー・ピー・インスパイアード・エディション)」を追加すると発表。※ミニのスペシャルモデルはいつも名前が長い

これは世界限定299台となる限定モデルですが、そのうち120台もが日本へと振り分けられ、価格は615万円に設定されています(MINIジョンクーパーワークスGPよりも高価)。

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このモデルの特徴としては文字通り「MINIジョンクーパーワークスGPにインスパイアされたオリジナルデザインを」持つこと、そして出力が306馬力へと向上させられていること。
外観に関していえば、オーバーフェンダーと巨大ウイングこそ持たないものの、ボディカラーはサンダー・グレー・メタリックにシルバールーフ、チリレッドのドアミラーという、「MINIジョンクーパーワークスGPと同じカラーリング」。

ドアハンドルやウイングエンブレムがブラックというところもMINIジョンクーパーワークスGPと同じで、さらにはDピラーに「GP Inspired」のエンブレム、サイドにはMINI JCW GP同様のグラフィックも設けられています。

エンジンやカラーはミニJCW GP同様、しかし後席シートと広いラゲッジスペースを持つということ、駆動方式が4WDであること、JCW GPよりもずっと少ない台数ということを考えると、なかなかに価値の高いモデルなのかもしれません。

なお受注は3月2日、すなわち「ミニの日」に開始される、とのこと。

VIA:MINI

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