ケーニグセグとハッセルブラッドとがタイアップし、美しい写真そして動画を公開。
両方ともにスウェーデンのメーカーというところから実現したコラボだそうですが、スウェーデンにはこういった「妥協を廃止たハイエンドメーカー」が複数存在している、ということに。
ハッセルブラッドの前身は商社であり、もともとのメーカーではないものの、ハッセルブラッド家の代々当主が「とんでもないカメラ好き」であったことから製造業者としての道がひらけ、軍需産業の拡大に乗って事業が成長、という「モノへの情熱が会社を大きくした」という成功パターンですね。
なおカメラ製造のきっかけはスウェーデン軍が鹵獲したドイツ軍機から取り出した航空機用カメラを創業者の孫であるフリッツ・ヴィクター・ハッセルブラッドのところへ持ち込んで「これと同じものを作って」と依頼したところ、「これと同じものはつくれない。しかし、これ以上のものであればつくれる」と答えたという逸話が残っており、かつそのモットーは「人類史上最高のカメラを作る(H6Dは”1億画素”もある)」ということなので、なにかと(自身でこれまでの常識にとらわれない技術を開発する)ケーニグセグとなにかと共通点があるのかもしれません。
価格帯としてはデジカメ本体で100万円以上となっており(レンズは30万円くらい)、到底手が出るものではありませんが、ライカとともに「憧れ」のブランドではあり(ライカであればいつか買える日が来るかもしれない)、性能・価格を考えるとまさに「カメラ界のケーニグセグ」と言っても良いのかもしれませんね。
なお撮影にあたってはドローンも使用しており、これはDJIとの共同開発によるもの。
上空からの素晴らしい差新撮影が可能となりますが、もし落としたら、と考えると恐怖しかありません(ハッセルブラッドH6Dは378万円もする!)。
DJIは価格がぐっと安くなった「SPARK(65800円~)」を発売していて、最近「欲しい」もののひとつ。
そんなに使うことはないかも、とは思うものの、メカ好きのぼくにとっては「避けては通れない」のがドローンかもしれません(安いものは何度か使ったことがある)。
Above and Beyond: Ming Thein x Hasselblad x Koenigsegg from Ming Thein on Vimeo.