ハーレー・ダビッドソンの2018年ラインアップから「Vロッド(V-ROD)」が消える模様。
ハーレー・ダビッドソンは2018年モデルとして17車種を新しく公開しているものの、それらを加えた「2018年ラインアップ」にVロッドはなく、つまり「廃盤」ということになりそうです。
なお2017年のVロッドシリーズとしては「ナイトロッド」「Vロッド・マッスル」がありますが、2018年モデルではいずれも消滅しているようですね(日本のハーレーダビッドソン公式サイトでは、リンクはあるものの2018年モデルは見ることができない)。
「V-ROD」は2002年にデビューしていますが、最大の特徴は「水冷エンジン搭載」。
これまで空冷エンジンを使用していたハーレーが「水冷」を出してきた、ということで大きく話題となったモデルですね。
なお、このちょっと前にポルシェも「空冷」から「水冷」に移行しており、伝統のあるメーカーが揃って水冷化(ハーレーは一部のみですが)というのは当時ちょっとした衝撃を受けた事件でもあった、と記憶しています。
その「V-ROD」ですが、やはり記憶に残るのは「ポルシェが開発に参加した」というウワサ。
ポルシェがハーレー・ダビッドソンに資金を投入したという話があり、加えてちょうどポルシェも空冷から水冷に移行したばかりだったので、なおさらこの噂の真実味が増すことに。
加えてV-RODのメーターが「ポルシェ・ボクスター」と共通したデザインの三眼であったこともそのう噂を裏付ける根拠の一つとなったわけですね。
なお、こちらがV-RODのメーター。
こちらはポルシェ・ボクスター。
実際にポルシェが開発に参画したのかどうか知る由もありませんが、ポルシェは様々な自動車メーカー、バイクメーカーへと技術を提供しており(関係のないメーカーはない、と言われるほど)、ポルシェが実際にV-RODへ関与していたとしても不思議ではなさそうです。
VIA:Rideapart