先日、ブガッティが「時速400キロまで加速し、そこから減速して停止するまでの最短時間」において記録を樹立しましたが、その記録達成の瞬間を収めた動画も同時に公開されています。
そして、その動画で気になったのが、「いったい動画をどうやって撮影したのか」ということ。
動画は記録を達成したシロンとほぼ同じ速度でカメラも移動しており、つまりそれは「シロンと同じ速度で移動している撮影車両があった」ということを意味します。
そこで今回ブガッティが「あの動画はこうやって撮影された」という短いムービーを公開していますが、記録を達成したネイビー/ブルーの個体の他にホワイトの個体も並走しており、これがファン・パブロ・モントーヤの運転するシロンを撮影していた模様。
なお、かなり「近い距離」を二台のシロンが並走しており、しかもその速度は時速400キロ。
一歩間違えばという距離と速度ですが、「時速400キロで並走」するというシチュエーションは他にないと思われ、この撮影自体もある意味「記録」と言えそうです。
現在シロンは時速420キロまでテスト済みとされますが、今のところそれ以上は「タイヤが耐えられない」模様。
じきにこのタイヤも改良が加えられてさらに上の速度域まで耐えることができるようになると思われ、その時は「いよいよシロンの本領発揮」となるのかもしれません。
これが二台のシロンが並走する動画。
https://www.youtube.com/watch?v=sMPky0qbh2U
こちらが記録達成の様子を収めた動画。