| 「Tool」&「joy」=Tj CRUISER(Tjクルーザー) |
トヨタが東京モーターショーにて世界初公開を行う「Tj CRUISER」を公開。
トヨタによると『“使い倒せる”TOOL-BOXの「T」と、クルマと様々な場所に出かける楽しさを意味するJoyの「j」に、トヨタのSUVラインアップに伝統的に使用してきた「CRUISER」を用いて力強さを表現した』とのことで、まさに見たまんま、道具感満載の頼りがいのありそうなSUV。
コイツがTjクルーザーだ
「Tool」をイメージしたとおり、助手席側はフルフラットとなりロングサーフボード、自転車などの長尺物(3メートルまで)も積めるとしています。
開口部も大きなものを積みやすいようにバックドアを大型化。
遊びの他に「仕事」つまり業務利用もイメージしているそうですが、こんな営業車が溢れると街も楽しくなりそうですね。
ボンネット、ルーフ、フェンダーには汚れや傷がつきにくいケアフリー素材を採用。
全体的なコンセプトはホンダ・エレメント(シートがフラットになり、サーフボードが入り、床も防水で、外装も傷を気にしなくていい樹脂製のクラウディングで覆われている)に近いと言えそうです。
全長は4300ミリ、全幅1775ミリ、全高1620ミリ、とけっこうコンパクトなサイズ。
現時点では完全なるコンセプトモデルではありますが、プラットフォームは「次世代TNGA」、パワーユニットは2Lクラスのエンジン+ハイブリッドを想定している、とのこと(つまりけっこう具体的)。
インテリアは「コンセプトカー」というにはあまりに「市販車を意識させる」ものとなっており、「これは市販があるんじゃないか」と期待させる部分です。
トヨタは「FJクルーザー」のほか、過去にも「bBオープンデッキ」など突然変異のような車を発売しており、2017年4月にはニューヨーク・モーターショーにて「FT-4X」を公開。
トヨタはこういったアクティブな車にはかなり強い興味を持っていると思われ、そしてこういった車で若者を取り込みたい、という考えがあるのでしょうね。
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