|フェラーリ副社長、ロータスCEO歴任者の展開するVIP向けチューニングブランド|
前ロータスCEO、ダニ・バハー(ダニー・バハール)氏の手がける「アレス・デザイン」がその新作、メルセデス・ベンツGクラス(G63AMG)をベースにした「X-Raid」を公開。
ボディパネルはカーボンとアルミにて作り直され、なんとなく未来的なルックスに。
デザインイメージは「G-Forceコンセプト?」
この「X-raid」について、おそらくそのイメージしたところはメルセデス・ベンツによるコンセプトカー「G-Force Concept(ジーフォース・コンセプト、下の画像)」と思われます。
グリルやルーフ上のLEDランプなど多くの共通点が見られますが、もともとのベースが(G-Forceよりも)大きな車だけに、このX-raidは強烈なインパクトを持つことに。
画像を見る限りではボディの幅も拡大されているようですね。
なおアレス・デザインによると外板を軽量素材にて作り変えたことで重量は200キロも軽くなったと主張。
さらに出力は760馬力にまでアップされ、最高速度は時速250キロをマークする、とのこと。
インテリアも超高級。価格は8000万円と言われている
室内も「総張替え」となり、ナッパレザーやカーボンファイバーなど高級素材を惜しげもなく使用していることがわかります。
なお「アレス」はギリシア神話に出てくる「軍神」。
そのためにこういったヘルメットがモチーフにされたマークを用いているのでしょうね。
アレス・デザインは現在イタリア・モデナに拠点を構えており、メルセデス・ベンツのほか、ベントレー、ロールスロイスなどをメインにカスタム/チューン。
以前はランボルギーニ・ウラカンのチューンも行っていたと記憶していますが、現在ホームページにウラカンの情報はなく、サルーンやSUVに特化し、VIP向けのカスタムへと業態を変更しているようです。
なお、このX-raidについて価格は公表されていないものの、一説では「8000万円」とも言われており、かなり「限定された顧客を対象に」ビジネスを展開しているようですね。
ダニ・バハールの「アレス・デザイン」によるウラカン。これはイケル