| その家はブルース・マクラーレンが未来を夢見た場所だった |
マクラーレンのカスタマイゼーション・プログラム、MSO(マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ)でカスタムされた最新の570Sスパイダーが公開に。
ボディカラーは「Muriwai White」で、これはニュージランド沿岸にある街の名。
そしてこれはマクラーレン創始者であるブルース・マクラーレン氏が15歳で最初にレースで勝利した街でもある、とのこと。
※これはヒルクライム・レースで、当時乗っていたアルスター・オースチンはレストアされ保存される模様
カラー選定にはブルース・マクラーレンの娘が直接参加
さらにはブルース・マクラーレン氏の生家の名称でもあるとのことで、このカラーはその家の壁やシャッター、ドアをイメージした、とも公開されています。
このホワイトは「ちょっとブルーの入った」色調を持っており、「青白い」カラーとなっていて、570Sスパイダーのデザインにはよくマッチしているようですね。
今回ブルース・マクラーレン氏の娘、アマンダさんもこのボディカラーを決めるにあたってMSOと共同で作業を進めており、実際に「マクラーレン570Sスパイダー第一号車」に乗って彼女の生家でもあるその家を訪れ、イメージを膨らませたと公開されています。
ブルース・マクラーレン氏本人は残念ながら1970年に事故死を遂げていますが、アマンダさんは「父は”ムリワイ”というエキゾチックな名前を気に入っていた」と語り、「生きていればきっとこの色や、ほかのマクラーレンの車を誇りに思うはずだ」と述べ、「ムリワイは、父が未来の車を夢見た場所だ」とも。
なおこの「ムリワイ・ホワイト」は今後全てのマクラーレンにて選択できるようになるとのことですが、こういった話を聞いてしまうと「この色をついつい選びたくなって」しまいますね。
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