ロードスターのスペシャリスト、英国BBRがついに1.5リッター向けターボキット発売
マツダ・ロードスターのターボチューンで有名なBBRがついにNDロードスターの「1.5リッターエンジン」向けのターボキットを発売。
これはすでに発売されている2リッターむけのターボキットをアレンジしたもので、エンジンを加工せず「ボルトオン」で装着できるのが特徴。
アメリカではロードスターに積まれるエンジンは2リッター、欧州では2リッターと1.5リッターの二本立てとなっていますが、これで日本仕様のロードスターにも待望のターボが装着できる、ということに(RFはもともと日本でも2リッター)。
なんとNDロードスターが210馬力に
これによって出力はノーマルの131馬力から210馬力へ、つまり81馬力も増強されることに。
タービン自体は(BMWがよく採用している)ツインスクロール式で、モデルはTSX28-67R。
3000回転から7000回転において高いトルクを発生し、「扱いやすい」特性となっているのも特徴です。
ロードスターはぼくにとっても非常に魅力的な車で、何度か購入を考えたことがある車。
ボディカラーはスノーフレイクホワイトパールマイカもしくはセラミックホワイトを選び、マツダスピードのフロントアンダースカート、サイドアンダースカート、リアアンダースカート(ブラック)を装着して車高を落とし、TE37をオレンジにペイントして装着すればさぞ格好良いだろう、といつも思うわけですね。
↓バッテリーの交換はちょっと面倒に
ただ、一つ引っかかるのが「パワー不足」。
確かにロードスターは「このパワーだからこそ」パワーバンドをキープして走るのが楽しいということもあるのですが、たまにズボラに乗りたいこともあり、そうなると「もうちょっと」トルクが欲しいというのも実情。
そういったときにこのターボキットは格好のチューニングだと言えそうです。
↓全域でパワー向上。回転数が上がるごとにパワー上昇率(ノーマル比)が高くなり、相当に刺激的かも
なおキットに含まれるのはインタークーラー(フロントバンパー内に設置されているのが見える)、ホース類、タービン、バッテリートレー、ハイフローエアフィルター、ECUアップデート。
キット価格は4,395ポンドで、最大36か月の保証付、とのこと。