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車重なんと850kg、しかもV6 / 375馬力のマツダ・ロードスターの究極チューニングパッケージ「Keiryo(軽量)」が提供開始

車重なんと850kg、しかもV6 / 375馬力のマツダ・ロードスターの究極チューニングパッケージ「Keiryo(軽量)」が提供開始

Image:Rocketeer Cars

| 【パワーウェイトレシオの怪物】「軽量(Keiryo)」ロードスターが英国より |

出力は375馬力、パワーウエイトレシオはフェラーリF40と同格同等レベル

  • スーパーカー級: イギリスのチューナー「ロケッティア・カーズ(Rocketeer Cars)」が超軽量&パワフルな”究極の”ロードスターを発表
  • 日本語名: モデル名「Keiryo(軽量)」は、日本語の「軽量」から名付けられる
  • 驚異の比率: 車重850kg、最高出力375馬力を達成し、パワーウェイトレシオはフェラーリF40やランボルギーニ・ウラカンと同等
  • 心臓部: エンジンはジャガー製3.0L V6をベースに強化。ターボなしのピュアなアナログフィールを追求

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さらには中古市場での弾数が豊富であり価格も安価なことから多くのショップやチューナーがカスタムを手掛けているのが現状ですが、今回イギリスのチューナー、ロケッティア・カーズ(Rocketeer Cars)がこの愛らしいロードスターをスーパーカーの領域へと引き上げる、最も過激な(NAロードスターを対象とした)プロジェクト「Keiryo(軽量)」を発表することに。

Keiryoはその名の通り軽量化を極限まで追求し、驚愕の375馬力を発揮するチューンドカーで、その結果としてパワーウェイトレシオは「伝説のスーパーカー、フェラーリF40」と並ぶレベルにまで到達。

ここでは、この究極のアナログマシンの核心に迫ってみたいと思います。

Mazda-Roadster (2)

Image:Rocketeer Cars

ロードスター「Keiryo」の衝撃的なスペック:V6の心臓と極限の軽量化

ロケッティア・カーズが目指すのは、単なる大パワーのロードスターではなくアナログな運転の喜びを極限まで高めたピュアなドライバーズカー。

ターボチャージャーや過剰な電子制御を排除し、機械的なフィーリングに焦点を当てた、まさに究極のレストモッドと言えそうです。

Keiryo Miata(軽量)の目標スペック

項目スペック特徴とスーパーカー比較
最高出力375馬力標準ロードスターの約2倍
車両重量850kg初代ロードスター(NA)のベースモデルより約100kg以上軽量化
パワーウェイトレシオ441馬力/トンフェラーリF40、ランボルギーニ・ウラカンV10、マクラーレン620Rと同等
心臓部ジャガー製 3.0L V6徹底的に強化・再構築された自然吸気V6エンジン

エンジンの意外なルーツ

ロケッティアが使用するジャガー製 3.0L V6(AJ30型)は、もともとポルシェが設計し、コスワースがシリンダーヘッドを仕上げたという高性能エンジンとしてのルーツとDNAを持つユニット。

この由緒あるV6をロードスターのコンパクトなボディに押し込み、大排気量NAエンジンならではの高回転域まで吹け上がるフィーリングと官能的なサウンドをロードスターにもたらしているわけですね。※排気量と出力との関係を見るに、かなりなハイチューンだと思われる

Mazda-Roadster (1)

Image:Rocketeer Cars

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ロケッティアの哲学:限定生産と多様なラインナップ

ロケッティア・カーズは、約10年にわたる歴史の中で数百台のクルマを製作してきた「小規模ながら情熱的なメーカー」。

彼らは単なるキットの販売者ではなく、アナログなクルマの価値を再定義しようとしています。

Keiryoはわずか10台の限定生産

この究極のモデル「Keiryo」はわずか10台の限定生産が予定されており、最初の1台はすでに生産中、そして来年初頭に納車される見込みなのだそう。

極端な軽量化のため、快適装備の多くが省かれていると予想されています(現時点では詳細はわからない)。

より実用的なツーリング・バージョンとNCロードスターへの展開

  • ツーリング・バージョン: Keiryoの技術を継承しつつも、「一部の快適装備」を追加した、もう少し実用的なモデルも提供予定
  • NCロードスター(Mk3)版: ロケッティアは比較的安価でドナーカーとして確保しやすいNC型(3代目)ロードスター向けのレストモッドも開発中で、こちらは300馬力を発生するV6エンジンを搭載する予定
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結論:ロードスターが証明する「軽量イズ・ベスト」の永遠の真理

この「Keiryo(軽量)ロードスター」の登場は、「ライトウェイト・スポーツカー」の可能性が現代のスーパーカーにも匹敵するレベルにまで高められることを証明しており、さらにはロードスターが「新車のみならず、中古であっても」大きな意義を持つという証拠。

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850kgの車体に375馬力のV6という組み合わせがフェラーリF40という伝説と同等のパワーウェイトレシオを実現するという驚くべき現実に加え、「技術革新がもたらす速さ」とは別の次元にある「軽量化と純粋なアナログフィール」が真のドライビング・プレジャーをもたらすという事実にも注目させてくれるのがこの「Keiryo」。

さらにロケッティア・カーズは、世界中の熱狂的なロードスターオーナーに対し、「自分たちの愛車は、伝説のスーパーカーと同レベルのファイターになり得る」という希望と共感を与えてくれ、この「Keiryo」が世界に解き放たれる日を心待ちにしたいところでもありますね。

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参照:TopGear, Rocketeer Cars

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