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あれ、ちょっと寂しいな・・・。各社がオートサロンで盛り上がる中、マツダはひっそりと新色「ネイビーブルーマイカ」を発表するにとどまる

あれ、ちょっと寂しいな・・・。各社がオートサロンで盛り上がる中、マツダはひっそりと新色「ネイビーブルーマイカ」を発表するにとどまる

Image:MAZDA

| 新型CX-5採用から順次採用、“マツダブルー”が劇的進化 |

【この記事の要約】

  • 新塗装色「ネイビーブルーマイカ」を世界初公開!
  • 新型「CX-5」より順次導入されるマツダの次世代基幹カラー
  • 明所では鮮やかなブルー、暗所では深いネイビーに変化する高解像度な質感
  • 東京オートサロン2026のマツダブースで実車を展示中

ライバル各社がオートサロンとの距離を縮める中ではあるが

さて、ついに東京オートサロン2026が開幕し、トヨタ、ホンダ、スバルが最大級の注力を行って「ニューモデルやプロトタイプ」を発表している状態です。

このオートサロンはもともと「チューニングカーの祭典」ともいえるもので、いわば「自動車メーカーからクルマが出荷され、ユーザーに納車された後」つまりアフターマーケットパーツを中心とした改造車のショーからスタートしており、よってしばらく自動車メーカー各社ともオートサロンから距離をおいた状態が続いていたわけですね(ある意味では敵対関係にあったとも言える)。

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しかしながら現在では「そのメーカーのクルマをカスタムすることが、直接そのメーカーへの忠誠心につながる」という理解がなされるようになっていて、よって多くの自動車メーカーが「公式」として出展し、さらにはこの場で新型車や限定モデルを発表するようになったというのが現在の状況(この流れを牽引したのはトヨタだと理解している)。

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なお、「ジャパンモビリティショー」では「ライフスタイル」「環境」「未来」をテーマとし、この「オートサロン」ではモータースポーツやカスタムという「今」を楽しむコンテンツを提供するという流れが定着しているように思います(ジャパンモビリティショーはより広い層に、一方でオートサロンでは限られた層に対してメッセージを発信している)。

ただ、マツダの場合は今でもオートサロンとは一線を引いているようで、オートサロン特設コンテンツを公開しながらも公式トップページからのリンクはなく、かつプレスリリースにおいても一切触れないという「ちょっと前までの、オートサロンとは一線を引く」スタンスを貫いており、ライバル各社が「オートサロン開幕」に関するプレスリリースを発行する中、現時点でマツダが出したのは「(オートサロンとの関係性には触れず)新色を出しました」というアナウンスのみ。※公式Xにおいてもほとんど言及されていない

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定番色「ディープクリスタルブルーマイカ」の進化版

その新色とは「ネイビーブルーマイカ」と名付けられた美しいカラーであり、「カラーも造形の一部」と断言するマツダらしい「芸術な視聴を持つ」色味となっています。

なお、この新色は「東京オートサロン2026」にて、「CX-5」に纏(まと)わせる形で(実写が)世界初公開されますが、これまでの定番色「ディープクリスタルブルーマイカ」の進化版とも言える位置づけと考えていいのかも。

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そしてこの「ネイビーブルーマイカ」は、マツダの最量販車種であるCX-5の全面刷新に合わせて開発された特別なカラー。

最大の特徴は、複数のマイカ(雲母)を高精度に配合することで実現した「光による表情の劇的な変化」にあり、光が強く当たる場所では、スポーツカーのような鮮やかで透明感のあるブルーが浮かび上がり、逆に影になる部分や夜間には、吸い込まれるような深く重厚なネイビーへと姿を変えます。

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マツダのデザイン哲学「魂動(こどう)デザイン」特有の曲面構成を、この新色がさらに立体的に、そしてドラマチックに引き立てるというわけですね。

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Image:MAZDA

マツダは「もっとも」カラーにこだわる自動車メーカーの一つ

自動車業界において、マツダは「ソウルレッド」や「マシングレー」といった匠塗(TAKUMINURI)シリーズにて塗装技術における独自の地位を築いており、今回の「ネイビーブルーマイカ」についても同様に、他社の一般的なネイビー系メタリックと比較しても、その「色の深み」が際立っています。

  • 欧州プレミアムブランドとの比較: BMWやメルセデスが好んで使うダークブルー系と比較しても、マツダの新色はマイカ(雲母)の輝きを活かした日本らしい繊細な煌めきが特徴となっている
  • マツダ車内での位置付け: 従来の「ディープクリスタルブルーマイカ」がやや落ち着いた印象だったのに対し、新色は「より鮮やか、かつより深い」という、相反する要素を両立させている
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Image:MAZDA

マツダが新たに生み出した「ネイビーブルーマイカ」は、単なる色の追加ではなく、マツダのブランド価値を象徴する新しい「顔」になる一色。

特に新型CX-5という最重要車種に初めて採用した点からもマツダの本気度を伺うことができ、写真では伝えきれない、刻一刻と変化するその輝きはオートサロンの会場で直接確かめてみたいものですね。

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Image:MAZDA

マツダの「色」への執念

なぜマツダはここまで塗装にこだわるのか? 

それはマツダが「色は造形の一部」と考えているからで、どんなに素晴らしいプレスラインを引いたとしても、光が綺麗に反射しなければその美しさは伝わらず、たしかにマツダのクルマは止まっているときはその造形の美しさを、動いているときは絶え間なく変わる表情から躍動感を感じさせられるように思います(そしてやはり、マツダのボディラインやプレスラインを引き立てるには、車体と同時開発されたボディカラーが必要なのであろう)。

なお、マツダの塗装工場では、ロボットの動きを熟練職人の手作業を解析してプログラミングする「匠塗」という技術を確立していますが、今回のネイビーブルーマイカにおいても、その思想を受け継ぐ「計算し尽くされた美しさ」が宿っていることは間違いなさそうですね。

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参照:MAZDA

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