| ホンダが”中国専用”アキュラをアメリカ投入か |
ホンダがアメリカ国内で「アキュラCDX」のパテント画像を登録。
アキュラCDXは2016年にホンダが中国にて発売したクロスオーバーで、今のところ販売しているのは「中国のみ」。
しかし今回アメリカでパテント登録されたことで、「アメリカでもCDX発売か」と言われているわけですね。
なおCDXは1.5リッターエンジンと8速デュアルクラッチ、4WD機構を持つ、(中国では)エントリークラスという位置づけ。
現在アメリカでは先日発表された「RDX」がエントリーモデルとなっています。
アキュラは意外とSUVが少ない
ちなみに現在アメリカで展開されているアキュラは「ILX」「TLX」「RLX」「NSX/」「MDX」「RDX」。
SUV人気のアメリカでのラインナップとしては「ややSUVが少なく」ここへ新たにSUVを投入するというのは現実的な販売増加策だとも考えられます(ホンダブランドを侵食することにはなりそうですが)。※アキュラのホームページはこちら
「アキュラ」はトヨタに対するレクサス同様にホンダの「高級」ブランドになりますが、レクサス然り、アキュラ然り、”セダンが多い”ということは、「ホンダやトヨタの考える高級とはセダンなり」という旧来の枠から抜け出すことができていないということを意味するのかもしれません。
なおアキュラ中国のサイトを見ると、たしかに「CDX」があり、けっこう面白そうなクルマではありますね。
ホンダが中国で販売している「中国専用車」にはどんなものが?
なおホンダ中国のホームページはこちらで、日本にはない「CROSSTOUR(歌诗图)」、「GIENIA(竞瑞)」「UR-V」「AVANCIER(冠道)」「SPIRIOR(思铂睿)」「CRIDER(凌派)」「GREIZ(哥瑞)」といった車がありますが、ぼくがこの中で「イケてる」と思うのは「XR-V」。
1.5-1.8Lエンジンを積むもっともコンパクトなクロスオーバーとなるようで、実際に何度か目にしたことがあり、その瞬間「お?」と注意をひかれる特徴的なデザインを持っています。
こちらは高級SUV、UR-V。
意外と格好良い、AVANCIER(レンジローバーっぽくもある)。
アコードをリフトアップしたようなCROSSTOUR。
こちらはCRIDER。
全般的に中国で発売しているホンダ車は顔面の押し出しが強いようで、マツダの「細いヘッドライト」とは対極にあるようですね。
若者向け?GIENIA。