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ほしい中古車筆頭のいすゞ・ビークロス。なんと北米には「アイアンマン・エディション」があった!

2018/02/09

| 日本にはない、北米独自の企画モノ? |

なんとあの「いすゞ・ビークロス(クロスビーと混同しそう)」に”アイアンマン・エディション”なるグレードが存在していた模様。
文字通り「アイアンマン・レース」つまりトライアスロンをイメージしたもので、そのルックスはまさに「鋼の男」。
1000台が製造される予定だったそうですが、実際に生産されたのは86台(これもあやふや)と言われ、2インチのリフトアップ+専用サスペンション、レッド×ブラックのインテリア、アップグレードされたサウンドシステム)などが特徴。
2001年モデルとされ、(日本では1999年に販売終了しているため)これは北米企画の特別モデルだったのでしょうね。

国内相場はちょっと前の約半分

エンジンは3.5リッターV6、トランスミッションは4速AT(これらは標準モデルと同じ)。
この個体にはアフターマーケット製のエキゾーストシステム、LEDライトバー、アルパイン製ヘッドユニットなどが装着されおり、走行距離は118,000キロ。
飛び石キズや引っかき傷、ABSCESSモジュールのエラーなどがあるそうですが、年式(2001年)、そして車の性格を考えると「やむを得ない」ところかもしれません。

ビークロス(ヴィークロス)はいすゞビッグホーンをベースとした2ドア(3ドア)SUVで、1997年~1999年まで生産。
車名の「VehiCROSS」はVehicle/Vision/Crossをかけ合わせた造語とされています。
全長は4130,全幅1790、全高1710ミリ、と今となってはかなりコンパクト。
デザインは日産に最近まで在籍した中村史郎氏と言われますが、同氏はデザインプロジェクトを率いたのみで、実際のデザイナーはサイモン・コックス氏。

日本では1700台程度の販売にとどまったものの、北米では4000台が販売されたとされ、人気があったために日本では1999年に終売となったものの、現地では2002年まで販売されています。
コンセプトモデルながらオープン仕様の「VX-02」も生産され、これは映画「ミッション・トゥ・マーズ」にも登場していますね。

現在カーセンサー上には9台の登録があり、最も安価なものでは49万円、高価なもので125万円。
一時に比べると相場は半分くらいに下がっている模様。

いすゞ・ビークロスはホンダCR-Xデルソル、三菱FTO、スバル・アルシオーネSVX、プリマス・プロウラー、トヨタ・セリカ(T180)と並んでぼくの欲しい中古車筆頭。
しかしこれらの車は修理費用はじめ維持費がかさむため「ある意味ではスーパーカーよりも敷居が高く」、”夢の車”で終わってしまうのかもしれない、とも思います。

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