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ソニー・ホンダのEVブランド「アフィーラ(AFEELA)」にSUVが登場。2028年発売の次世代EVが描く“動くリビング”とは

ソニー・ホンダのEVブランド「アフィーラ(AFEELA)」にSUVが登場。2028年発売の次世代EVが描く“動くリビング”とは

Image:Sony Honda Mobility

| ついにベールを脱いだ「ソニー・ホンダ」第2の刺客 |

「アフィーラ」成功の可能性は未知数である

2026年1月6日、ラスベガスで開催されたCES 2026。

世界中のガジェットファンとクルマ好きが注目する中、ソニー・ホンダモビリティ(SHM)が「サプライズ」を発表することに。

第一弾モデルであるセダン「AFEELA 1」の2026年内納車が目前に迫る中、新たに発表されたのはSUVボディを持つ「アフィーラ プロトタイプ(AFEELA Prototype)」です。

これは単なる「背の高い車」ではなく、ソニーのエンターテインメント技術とホンダの走行性能、そして最新のAI技術が融合した「全く新しいカテゴリーのモビリティ」であり、スマホやゲーム機がクルマとしての形を成したともいえる「異次元の体験」がそこには待っている、と説明されています。

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Afeela-Prototype (2)

Image:Sony Honda Mobility

この記事の要約

  • SUV版が初お披露目: セダンのミニマリズムを継承しつつ、広大な室内空間を実現したSUV
  • PS5のリモートプレイ対応: 車内の巨大スクリーンで自宅のPlayStation 5をプレイ可能
  • 2028年の米発売へ: セダンに続き、北米市場での先行投入を計画
  • AIパートナー: Microsoftとの提携による対話型AIが乗員の気分を理解し移動をサポート
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Image:Sony Honda Mobility

車内は「クリエイティブ・エンタメ空間」

AFEELAが目指すのは「A地点からB地点へ」移動するだけの手段ではなく、彼らが掲げるキーワードは「Creative Entertainment Space(クリエイティブ・エンターテイメント空間)」であり、「クルマを販売する」というよりは「エンタメ空間を販売する」ということになりそうです(シャープのLDKシリーズとも通ずる内容)。

  • 没入型体験: フロントダッシュボードを覆い尽くすパノラミックスクリーンを搭載。映画視聴はもちろん、ソニー自慢の立体音響システムにより、車内がプライベートシアターに
  • PlayStationとの融合: 「PS リモートプレイ」を公式搭載。5G通信を介して、外出先でもお気に入りのゲームが楽しめる
  • 共創プログラム: 社外のクリエイターが、車内の壁紙や効果音、アプリを開発できる仕組みを導入。スマートフォンのように「自分好みに進化する車」を目指している

車種概要:AFEELA 1(セダン)と新型SUVのスペック比較

セダンの「AFEELA 1」は既に先行予約が始まっており、今回発表されたSUVモデルもこれに近いスペックになると予想されています。

主要スペック予測

項目AFEELA 1 (セダン)AFEELA Prototype 2026 (SUV)
駆動方式4WD (前後2モーター)4WD (前後2モーター)
最高出力約483 hp (360 kW)セダン同等以上を予定
バッテリー容量91 kWh91 kWh〜
航続距離 (EPA)最大 約483km (300マイル)未定(車体重量により変動)
価格 (米国)$89,900 〜 $102,900セダンより高価格帯と予想
米発売時期2026年後半2028年以降
日本発売時期2027年前半未定
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Image:Sony Honda Mobility

デザインの特徴

アフィーラ プロトタイプの外観は、ドアハンドルを排した「究極の滑らかさ」がひとつの特徴(ただし中国市場にて販売するのであればドアハンドルの構造変更の必要がありそうだが、中国とほかの国とではエンタメの性質やプロバイダが異なりすぎるため、中国での販売は難しそうだ)。

フロントの「メディアバー」と呼ばれるディスプレイには、充電状況や歩行者へのメッセージ、さらにはお気に入りのキャラクターを映し出すことも可能だと説明されており、加えてルーフにはLiDARも確認できるため、高度な自動運転システムを備えることも推測されます。

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Image:Sony Honda Mobility

市場での位置付け:テスラやラグジュアリーEVとの戦い

AFEELAがライバルに見据えるのはテスラだけではなく、ルシードやメルセデス・ベンツ、さらには急成長し世界市場へと乗り出してくる中国のシャオミ(Xiaomi)などの「ソフトウェア・ディファインド・ビークル(SDV)」勢。

約1,400万円〜1,600万円(日本円換算)という強気の価格設定について、SHMは「スペック数値の競争ではなく、車内での体験価値で勝負する」と語っていますが、クルマを「運転する」ことから「空間を体験する」ことへ価値をシフトできるかが成功の鍵となりそうですね。

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Image:Sony Honda Mobility

2028年、ホンダの走り×ソニーの遊びが完成する

このアフィーラは「日本連合」が挑む前代未聞のプロジェクト。

そして今回発表されたSUVプロトタイプは、セダンで培った技術をより広い層、特にファミリー層や北米のSUVユーザーへ届けるための戦略的なモデルでもあり、2026年のセダン発売、2027年の日本上陸、そして2028年のSUV投入——。

ぼくらの日常に「AFEELA」が溶け込む未来はもうすぐそこまで来ているのが現在の状況で、ハンドルを握る必要がなくなり、車内で大切な人とゲームを楽しんだり、映画に没頭したりする日がまもなく実現することとなりそうですね。

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参照:Sony Honda Mobility

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