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アフィーラは2030年までに「SUV」「コンパクトカー」を発売し3台体制でテスラに戦いを挑むとの報道。その武器となるのは高付加価値の先端技術

アフィーラは2030年までに「SUV」「コンパクトカー」を発売し3台体制でテスラに戦いを挑むとの報道。その武器となるのは高付加価値の先端技術
Sony Honda Mobility

| 現時点でアフィーラの情報は「非常に」限られているが、2023年までに発売となるとすでにそのコンセプトは固まっていると考えていい |

ただしそのコンセプトが受け入れられるかどうかは別問題である

さて、少し前に「アフィーラ」の最新プロトタイプを発表したソニー・ホンダ・モビリティ。

これまで将来の計画について公表されることはなかったものの、今回は日経アジアが「2020年代末までに合計3つのEVを発売しテスラとの競争に参加することになる」と報じています。

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ソニー・ホンダ・モビリティは今後どんなクルマを発売するのか

そこで気になるのが「ソニー・ホンダ・モビリティは今後どういったクルマを発売するのか」。

報道によると、同社はセダンのほかにSUVそして小型で低価格なクルマの発売を計画しているとされ(もちろんいずれもEV)、SUVは2027年、コンパクトカーは2028年に登場すると言われます。

なお、これら3台はいずれも「アフィーラ」の名で発売されることになるといい、生産コストを合理化するために同じプラットフォームを利用する、とも。

現時点では具体的な詳細は限られているものの、SUVはセダンと比較してさらに高度な技術を採用するという情報もあり、アフィーラは”テクノロジー”を最大の武器とするのかもしれません。

実際のところ、この「ソニー・ホンダ・モビリティ」が設立された際には以下のように公式コメントが出されているので、いまだ明かされてない「先端技術」が開発中なのだと思われます。

Hondaの最先端の環境・安全技術をはじめとするモビリティ開発力、車体製造技術及びアフターサービス運営の実績と、ソニーが保有するイメージング・センシング、通信、ネットワーク及び各種エンタテインメント技術の開発・運営の実績を持ち寄り、利用者や環境に寄り添い進化を続ける新しい時代のモビリティとモビリティ向けサービスの実現を目指します。

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コンパクト「アフィーラ」はよりホンダ色が強く

そして同じ報道によれば、SUVとは反対に「コンパクトな」アフィーラは技術的特徴を減らしてコスト削減を優先するとされ、トヨタ・カローラやフォルクスワーゲン・ゴルフと同様のボディサイズを持ち、将来発売されるホンダブランドのEVとコンポーネントを共有する予定だと言われます。

とにかくわからないことが多いのがこのアフィーラですが、技術開発はソニーが主導しており、マイクロソフトなどのブランドと協力して自社のAI技術を活用した会話型音声アシスタントを開発しているほか、エピックゲームズと共同設計されたインフォテインメントシステムには様々なゲームからインスピレーションを得た機能が組み込まれるとされ、「走るゲームコンソール」的なクルマになるのでは、という話もあるもよう。

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なお、こういった「走るゲーム部屋」的コンセプトは数多くの自動車メーカーそしてレンダリングアーティストが世に問うている状態ではありますが、正直言うと「誰がそれを求めているのか」という疑問も拭えず、自動運転技術同様、供給側の自己満足に終わってしまうのかもしれません。

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参照:Nikkei Asia

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