| テスラ・モデル3の生産がついに目標に近づく |
Model 3 between Model S and Model X at the Tesla showroom at the Westfield UTC mall in San Diego, in January 2018. | usage worldwide Photo by: Frank Duenzl/picture-alliance/dpa/AP Imagesテスラの「モデル3生産ペース」が劇的に改善した、との報道。
テスラは製造工程を見直し効率を向上させるためという理由で一時的(5日間)に工場を閉鎖しましたが、その目論見通り生産ペースを上げることに成功した、と言えそうです。
なお、現在の改善した生産ペースだと1日に500台とのことで、これはかなりの進歩。
工場は24時間/週7日稼働
もともとの生産計画だと1日あたり700台の生産を予定しており(これでも下方修正している)、しかし改善前だと1日300台程度。
これが現在1日500台に増加したということになり、もしかすると目標の「700台」も見えてくるのかもしれません。
そしてこの数字は「24時間工場を稼働させた状態」での達成で、テスラは週に七日つまり休みなしで生産を続ける模様。
それでもモデル3の予約はあと30〜40万台(正確な数字は明かされていない)あるとされ、現在のペースだと年間182,500台の生産に止まるので、ペースアップしなければ予約を捌くだけで2年はかかる計算に。
これだけの予約を抱える自動車メーカーというのもそうそう無いと思われますが、ひとまずは生産ペースも上がったことで「一服」というところかもしれませんね。
なお、モデル3については評価が分かれ、「BMW M3並みの運動性能」と評される場合もあれば、「不良品だ」と断じる人も。
さらにコンシューマーレポートでは「おすすめ」に値する得点を獲得できなかったりという事実もありますが、まだまだ品質が安定していないとも考えられ、今回の生産ペース向上にあわせて品質も改善している、もしくは期待できるとも考えられます。
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