| デザインイメージは「ドラゴン」な日産R35 GT-R |
欧州のチューナーにも人気が高い日産R35 GT-R。
ただ、その内装の選択肢がもともと少ないせいかオーナーとしては不満を抱いているようで、その内装をカスタムするチューナーも少なくない模様。
有名なのはカーレックスの「サムライGT-R」ですが、ブルガリアのVilner(ヴィルナー)もモチーフが”龍”となるGT-Rのインテリアカスタムを披露しています。
外装は意外と普通
いつも思うのは、内装カスタムを行う人であっても、意外と外装は「ノーマル」のままの場合が多い、ということ。
今回のGT-Rも各部ペイントが見られるものの、「基本的にノーマル」といった感じですね。
一方、インテリアはブラックとレッドを貴重にしており、しかもテーマは「龍(ドラゴン)」。
ルーフには大きく龍が反映されており、ドア内張りやセンターコンソールには龍のウロコをモチーフにした刺繍が入ります。
これが「龍のウロコ」。
中にはウレタンが入り、立体的に仕上げられています。
リアも「ウロコ」。
シフトノブはカーボン+ブラックレザー+レッドステッチ。
センタートンネルにはもちろん「ウロコ」のステッチが入ります。
もう一台、ゴージャス路線のR35 GT-Rも
そして同じくVilnerが手がけた日産GT-R。
こちらも外装は見たところ「普通」です。
ただ、インテリアはゴージャス路線に振られており、シートやルーフには「ダイヤモンドステッチ」。
さらにルーフにはロールスロイスのオプションでおなじみの「スターライトルーフ(光源と光ファイバーを使用し、屋根内張りが星空のように光る)。
ヘッドレストにはおそらくオーナーのイニシャルと思われる刺繍入りです。
ステライングホイールもレザー/アルカンターラへと張替え。
ドアグリップ、パドルシフトにもレザーが巻かれています。
ダッシュボードやセンターコンソールにも新たにレザー/アルカンターラが巻かれ、レッドステッチにて彩られることに。
シフトレバーはブラックペイントにブラック/レッドレザー+レッドステッチ。
シフトゲート周辺はアルカンターラ張りへ。
スタート/ストップボタン前にはVilnerがカスタムしたというプレート付き。
カスタムにあたってはこういったスケッチも作成。
様々なデザインが検討されたであろうことがわかりますね。
VIA:Vilner