| アメリカンブランドの伸びが顕著 |
日本自動車輸入組合が2018年7月における日本国内の輸入車登録状況を発表。
全体では21,771台(貨物除く)で前年同月の比較では104%の成長となっています。
ざっと見たところ、ジープ(131%)、シボレー(166%)、キャデラック(125%)、ダッジ(134%)というアメリカ勢の伸びが顕著。
全体的にアメ車の認知度が高まっているのかもしれません。
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逆に苦しいのはドイツ勢で、これまで前年並みをなんとか保ってきたメルセデス・ベンツがまさかの91%、アウディは81%とかなり苦しそう。
アバルトも継続的に成長しており(125%)、アルファロメオはジュリア発売以降大きく伸びていますが、さらにステルヴィオの投入で勢いが継続しそう(266%)。
大きく沈んでいるのはマセラティ(73%)、スマート(57%)で、このあたりは「一定の層に」クルマが行き渡ると、それ以上は販売が伸びないタイプなのかもしれません。
スーパーカーセグメントだと、フェラーリ(103%)、ランボルギーニ(121%)、マクラーレン(112%)も伸びており、スポーツカーだとロータス(181%)も堅調。
輸入車はもともと嗜好性が高い乗り物だけに、コンパクトカーやセダンよりも、スポーツカーや「輸入車にしかない」価値観を持つブランドの製品が人気なのでしょうね。
2018年7月の輸入車登録状況を見てみよう
下記が7月のランキングですが、シボレーよりもフェラーリが売れている国というのもそうそうないだろう、と思います。
- メルセデス・ベンツ 4,669台 前年比91.9%
- フォルクスワーゲン 3,682台 前年比117.7%
- BMW 3,752台 前年比104.6%
- アウディ 1,503台 前年比81.7%
- ミニ 1,802台 前年比106.3%
- ボルボ 1,255台 前年比95.9%
- プジョー 851台 前年比134.2%
- ジープ 846台 前年比131.4%
- ルノー 589台 前年比92.2%
- フィアット 492台 前年比113.4%
- ポルシェ 392台 前年比147.4%
- シトロエン 328台 前年比109.3%
- ランドローバー 302台 前年比167.8%
- アルファロメオ 227台 前年比260.9%
- アバルト 162台 前年比125.6%
- スマート 158台 前年比57%
- ジャガー 121台 前年比109%
- DS 88台 前年比275%
- マセラティ 96台 前年比73.8%
- フェラーリ 92台 前年比103.3%
- シボレー 65台 前年比166.7%
- ランボルギーニ 40台 前年比121.2%
- キャデラック 35台 前年比125%
- ダッジ 35台 前年比134.6%
- ベントレー 26台 前年比123.8%
- アルピナ 25台 前年比227.3%
- ロータス 20台 前年比181.8%
- アストンマーティン 18台 前年比90%
- マクラーレン 18台 前年比112.5%
- ロールスロイス 9台 前年比60%
- ブガッティ -台 前年比-%
- ヒュンダイ -台 前年比-%
輸入車販売合計 21,771台 前年比104.0%