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マクラーレンが10%軽い新型レーシングスーツ発売。「ジッパーは薄く、ステッチは細く、縫い目も減らした」

2018/11/26

| ブルーノ・セナもオススメ、マクラーレンのレーシングスーツ |

マクラーレンがスパルコと共同にて「世界最軽量」をうたう新しいレーシングスーツシリーズ「マクラーレンSP16+」シリーズを公開。

リリースされた画像でのカラーは濃淡のあるグレーにオレンジのアクセントが入っており、なかなかにナイスなカラーコンビネーション。
なお、その後ろにあるマクラーレン570(GT3?)も前半分がグレー、後ろ半分がライトグレー、そしてマクラーレンのコーポレートカラーでもあるオレンジがあしらわれ、ホイールのスポーク二本には「ブルーとホワイト」のラインが入っており「なかなかにカッコイイ」カラーリングですね。

これまでのレーシングスーツに比べて10%軽量

スパルコは2016年以降マクラーレンF1レーシングチームにレーシングスーツやレーシングギアを提供しており今回の共同開発に至ったようですが、リリースされる「マクラーレンSP16+」はさらなる機能性を追求。
スーツの価格は邦貨換算で35万円ほどと高価ではあるものの、これはマクラーレンのF1ドライバーが着用するのと同じ機能を持つとのことなので、「世界最高レベルのレーシングスーツがこの価格で購入できる」のであれば割安と考えてもいいかもしれません。

なおスーツの製造はイタリアで行われ、製造には一着12時間が必要。
マクラーレンのクルマ同様に「オーダーメイド」も可能で、カラーやパターン、サイズなどをカスタムできるようですね(もちろん有料)。
そしてカスタムの範囲は幅広く、サイドポケットやベルト、スマートフォン用ポケットの装着も可能だそう。

ちなみにスーツの軽量化は「超スリムな軽量ジッパー」「パッドの省略」「ステッチを細くする」「手首と足首にはシームレス素材を採用する」等の涙ぐましい努力によって達成されているそうですが、もちろんレースに使用するスーツだけあって、生地を薄くしつつも防火性についてFIAの定める基準をクリア。

ちなみに近年ではレーシングスーツも大きな進歩を見せており、素材の進歩によって今回のような「軽量性」が実現されているほか、以前のスーツにあったような「ワッペン」によるスポンサーロゴは「プリント」にとってかわられることに。
生地もどんどん薄くなっているようで、メルセデスF1チームのように「薄いカラー」のレーシングスーツを着用する場合は「スケスケ」に見えるほど。

ちなみにスパルコだと足首が画像の通り「締まって」いますが、プーマのスーツは最近の野球のユニフォームのような感じで「足元が締まってない(リブ構造が見えないと言う意味で。内側は二重構造になっていていてちゃんと締まっている)ものがメインになっていますね。

なお、今回発表されたマクラーレンによるレーシングエクイップメントの価格は下記の通り。

スパルコ・マクラーレンSP16+レーススーツ・・・2,344ポンド
マクラーレン・シールドRW-9アンダーウエア・バラクラバ・・・30ポンド
マクラーレン・シールドRW-9アンダーウエア(トップ)・・・155ポンド
マクラーレン・ベルHP7ヘルメット・・・2,568ポンド
マクラーレンRB-8レーシングシューズ・・・232ポンド
マクラーレンRG-7レーシンググローブ・・・224ポンド

VIA:McLare

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