そろそろブレーキダストの多さには耐え難くなってきた
さて、ポルシェ718ケイマンのブレーキパッドを「低ダストタイプ」に変更しようかと考え中。
というのも718ケイマンのブレーキダストはその量があまりに多すぎ、ボディは汚れていなくとも「ホイールがダストで汚れて見栄えが悪くなるので」洗車しなくてはならないほど。
よってときには「ホイールだけ」を洗うこともあるほどですが、とにかく718ケイマンのブレーキダストは多い、と考えています。
ポルシェのブレーキダストは他社と比較しても少なくはない
なお、一般にブレーキダストが多いメーカーはポルシェ、フォルクスワーゲン、アウディ、BMW。
ぼくがこれまでに乗ってきた中で「低ダストブレーキパッド」に交換したのはミニクーパーS、フォルクスワーゲン・シロッコ、BMW i3ですが、やはり交換後には目に見えてダストが減るのでかなり助かった記憶があります。
ただしポルシェ718ケイマンの場合は「ブレーキ性能」を落としたくはなく、そこがちょっと悩みどころ。
ぼくはサーキットを走るわけではないものの、「宇宙一効く」と言われるポルシェのブレーキ性能を「ダスト低減のために」スポイルするのはいかがなものかと考えていて、やはり「ブレーキの効きを阻害しない低ダストパッドを選びたい」と考えているのですね。
ちょっと調べてみると、718ケイマン用の低ダストブレーキパッドはラインベルク(REINWELK)、ディクセル(DIXEL)、クランツ(KRANZ)、ブレーニ(breni)、グラッド(GLAD)あたりから発売されている模様。
価格としてはいずれも大差はなく、しかし経験上ぼくが信用しているのはディクセルとクランツ。
よってこの二社のうちいずれかの製品を装着することになるかと思いますが、ブレーキパッドを交換するのであれば、その際にブレーキキャリパーもペイントしてしまう予定です。
そしてその際のカラーは「イエロー」か「オレンジ」になりそうですが、イエローだとPCCB(ポルシェ・カーボン・セラミック・ブレーキ)にコンプレックスがあると思われそうなのでやはり「オレンジ」になるかもしれません。
なお、「グレーのボディカラーにイエローのブレーキキャリパー」はかなり相性が良く、多くのユーザーがこれを選んでいるようですね。
ただ、ぼくの718ケイマンのボディカラーは「グレー」といえども正式名称”グラファイトブルー”でわかるとおり、ちょっと青みがかったグレー。
そしてブルーとオレンジは(ガルフカラーでもわかるように)非常に相性の良い組み合わせでもあり、まず間違いないカラーコーディネートだろうな、と考えています。
ポルシェもブレーキダストの多さを気にしている?
なお、ブレーキダストが出るのは「仕方のないこと」だとは考えていて、しかししそれでも”ちょっとであってもダストを減らしたい”のは人情というもの。
そしてそれは多くの人に共通する願いのようで、ポルシェはついにカイエンのオプションで「ブレーキダストの出ない」新型ブレーキ”PSCB”を設定。
正確にいうならば、すでにブレーキダストの出ない「PCCB」が用意されているものの、それはあまりに「高価」。
そしてこれは極限下での使用を想定したものであり、一般ユーザーには価格含めてオーバースペックとなるため、そこでポルシェは「サーキットまでは走らないが、ダストの低減を望む」ユーザー向けにPSCB=ポルシェ・サーフェス・コーテッド・ブレーキ」を設定した、と考えられそう。
なお、このPSCBのブレーキキャリパーは「汚れない」ということを主張するためかそのカラーに「ホワイト」を採用しており、ポルシェはこれに相当な自信を持っているようです。