意外とジェレミー・クラークソンは車とその性格とをあわせて冷静に見ている
ジェレミー・クラークソンの考える「2018年のベスト5」「2018年のワースト5」が公開に。
もう2019年に突入したので「2018年」というとけっこう昔のことのように感じたりしますが、とりあえずジェレミー・クラークソンの考える「2018年のベスト」はランボルギーニ・ウラカン・ペルフォルマンテ(星5つ)。
これについては以前にもジェレミー・クラークソンが公式に見解を示しており、ランボルギーニの開発責任者がジェレミー・クラークソンから表彰を受けていますね(これはランボルギーニのプレスリリースでも紹介された)。
ジェレミー・クラークソンは「パワー重視」
なお、ジェレミー・クラークソンは「パワーがすべてを解決する」とも語っていて、とにかくパワー志向と見られがちですが、意外と過去にはアンダーパワーなクルマ(しかし高回転型)にも乗っていたということもあり、いまひとつ好みが掴みきれないところも。
加えて4WDはあまり好きではないと思われ、よって今回の結果についてはちょっと意外。
なお、「人は結婚と育児を経験し、ミニバンに乗って死ぬ」の名言でもわかる通りミニバンを嫌うものの、しかしここの所有車を見るとSUVには比較的好んで乗るという一面もあって、「スポーツカーだけが好きなわけではない」ようですね。
2位以下はこうなっている
そしてジェレミー・クラークソンの考える2位はポルシェ911GT2RS(星5つ)。
盟友でもあるリチャード・ハモンドがポルシェ911を好むのとは反面、ジェレミー・クラークソンはポルシェ911を「ナチのクルマ」と呼んで嫌う傾向にあるので、これもまた意外(しかし過去には自身でポルシェ911を購入し乗っていたこともある)ですが、いいクルマは好き嫌いを抜きにしても「イイ」と冷静に判断していることもわかります。
そして3位はアルピナB5(星4つ)。
V8ツインターボ、600馬力を誇るサルーンですね。
レビューを見ていると、ジェレミー・クラークソンは「乗り心地」についてもかなり気にしていて、その印象とは裏腹にしなやかな足回りを好むようです。
そして4位はアストンマーティン・ヴァンテージ(星4つ)、5位はベントレー・コンチネンタルGT(星4つ)という内容に。
逆にジェレミー・クラークソンの考える「ワースト」カーはこちら
そして毎年「ベスト」とともに公開されるのが「ワースト」。
今年のワーストは「アバルト695Rivale」で、バンピーな乗り心地やドライビングポジションの悪さ、ヤワなボディが低評価につながったようですね。
そしてワースト2はアウディQ8(星2つ)、ワースト3はダチア・ダスター(星2つ)、ワースト4はミニ1499GT(星2つ)、ボルボV60(星2つ)。
VIA:Driving