レゴアイデアに日本車が登場するのは珍しい
1万票ゲットできれば自分のアイデアが商品化されるという「レゴ・アイデア」。
一時期ほどの勢いはないものの、最近でも定期的に投稿があり、今回珍しく「トヨタ・トレノ(AE86/ハチロク)がレゴアイデアに登場。
これに登場するのはクラシックカーやスーパーカーが多く、日本車がレゴアイデアに投稿されること自体が非常に珍しいんじゃないか、と考えています。
意外とデカい、全長32センチ
今回投稿されたハチロクは1/13サイズで、全長は32センチ(けっこうデカい)。
なかなかによく雰囲気ができていて、ちょっとカスタムすれば「藤原とうふ店」仕様に変更できそうですね。
もちろんドアの開閉が可能なうえ、ボンネットやリアハッチも開閉可能。
面白いのはリアシートを実車同様に倒せることで、トランクスペースのカーペット(状のれご)をめくるとスペアタイヤも格納されている、とのこと。
レゴアイデアにはほかにもこんな投稿がある
そしてレゴアイデアには、その名の通りアイデアに溢れたクリアイター達による投稿が見られますが、ここでいくつかそれらを見てみましょう。
まずは2016年に実車が公開された「ラザレス(Lazareth)LM847」。
一応「バイク」という分類ですがタイヤは4輪で、エンジンはなんとマセラティ製のV8、というモンスター(という言葉すら生ぬるい)。
実車は「4輪独立サスペンション」を持ち、このレゴでも忠実にそれを再現。
全長40センチ以上のビッグサイズだそうで、もし売られているのを見かけると衝動買いしてしまいそう。
そしてこちらはアルファロメオのクラシックカー「G1」。
「アルファロメオ」として活動を初めた後の最初のクルマ(1921)ですが、現存する実車は「たったの一台」だそう。
よってぼくらはこのレゴを眺めるしかその勇姿を拝む方法がないのかもしれません。
そしてこちらはヴァレンティーノ・ロッシがモトGPにて駆るヤマハのバイク(2018年カラー)。
V4エンジンや4速シーケンシャルギアボックス、リアサスペンションは実際に動く、とのこと。
そしてなぜか「寿司」と書かれた「チャイニーズレストラン」とダイされたアイデアも。
2人の料理人と1人のシェフが付属し、店内には鉄板焼きカウンターがあるそうです(もはや中華料理店でも寿司店でもない)。
やはり欧米の人からすると「中国と日本」との文化的区別がつかないようですが(ぼくら日本人も欧米やアフリカについてはよく理解できていないことも多いけれど)、レゴで「街並み」を再現する人は多いようで、こういった「建物系」が多いのもレゴアイデアの投稿における一つの特徴であります。
VIA:LEGO IDEAS