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次期”R36”GT-Rはすぐには出せない。日産が「忍耐強く待つことだ」と述べるその理由、次期GT-Rの課題とは?

投稿日:2019/04/23 更新日:

ただでさえ重いGT-Rをハイブリッド化するには軽量化が必要

2007年に発表された現行GT-R(R35)は、フェイスリフトを続けながら現在まで販売されており、実に今年で「12才」。
ここまで長寿なクルマはほかにフェアレディZ(2008~)くらいしか思い当たりませんが(もしかするとフォード・マスタングは13年ほど生きながらえる可能性も)、R36へのモデルチェンジはまだまだ先になりそう。

環境規制がスポーツカーの未来を苦しめる

今回英国TopGearが日産のプロダクトプランニング担当役員、フィリップ・クライン氏にコンタクトを取り、次世代”R36”GT-Rについて訪ねたところ、「そうだ。君たちは忍耐強く待っていてくれ。なぜならば我々は期待に応えるからだ。ドライビングエクスペリエンスのプライオリティは高く、我々はガソリンエンジンからハイブリッドへと移行するが、 エレクトリック化しようとも、運転する楽しさは何一つ失われない」。

さらにフィリップ・クライン氏によると「我々のエンジニアは次期GT-Rのために動いている。そしていくつかの選択肢があるが、問題は環境規制だ」とのこと。

つまりはランボルギーニやアストンマーティン、フェラーリが語るのと同様に「環境規制によってガソリンエンジンへの締め付けが厳しくなる」ということで、そのための解決策としてハイブリッド化を行うということになりますが、「どの程度エレクトリック化するのか」「その方法(バッテリーもしくはキャパシタ、マイルドハイブリッドなど)」についていくつか選択肢と課題があるのかもしれません。

そしてもう一つ考えているであろうことは「モータースポーツ」。
GT-Rというと「モータースポーツとは切っても切れない縁」を持つことになりますが、現時点でハイブリッドカーで戦えるカテゴリは限られていて、日産はそれに合わせて新型GT-Rを設計するか、もしくはレース参戦時には「ハイブリッドシステムを取り外すことができる」設計にする必要があると思われます。

これは日産だけではなく多くのスポーツカーが直面している問題かもしれず、ハイブリッド化によってレースに出場できなくなると、そのスポーツカーの存在意義は失われてしまうことにもなりかねません。

なお、次期GT-Rがハイブリッド化するとなると「さらに重く」なるのは間違いなく、現在でも1782kgもある重量をさらに増やすわけにもゆかず、日産は新型GT-Rについて「ハイブリッド化」する道を選んではいるものの、その方法や、そして重量を軽くする方法を考える必要も。
そして、このあたりが「すぐには新型R36 GT-Rを出せない」理由なのでしょうね。

そしてエレクトリック化した際の最大の問題は「バッテリー」で、正確に言うならばその「重量」が問題。
しかしこれはソリッドステートバッテリーであれば解決できる可能性があり、しかしこれが実用化されるのは2025年くらい、とも言われます。

先日報道のあったフォード・マスタングやポルシェ918スパイダー後継も、この「ソリッドステートバッテリー」の実用化を待っているために「現在動くことができない」のだと思われ、それはGT-Rも同じかもしれませんね。

 

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