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世界の企業価値ランキングTop100発表。自動車メーカーは軒並み順位を下げてビジネスモデル崩壊が顕著になるもトヨタが業界No.1、ベンツ2位、BMW3位

2019/06/23

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| 自動車業界は根本的に構造を変えなければ生き残れない |

BRANDZによる「もっとも価値あるブランド」ランキングTOP100が公開。
これを見ると、自動車メーカーはトップ100に3社が入るものの、2018年の5社、2017年の6社に比べてずいぶん数が減ってしまうことに。

そしてこの「3社」の中ではトヨタがトップ(総合41位)、そして次はメルセデス・ベンツ(54位)、次いでBMW(55位)。
ホンダとフォードは残念ながら今年のランキングではベスト100から漏れる結果となっています。

企業ランキングは評価基準によって内容が異なる

なお、こういったランキングはいくつかの会社が公開しており、その評価基準は様々。
現在の株価を基準にした企業価値判断や、将来の成長力を見込んだもの、もしくは企業の規模にかかわらずブランド価値を算出したものなど様々なスタンダードによって評価され、そのために調査会社によってそれぞれ異なる結果となっています。

つい最近の調査でも、フェラーリが自動車メーカー以外も含めた全ブランド中ナンバーワンとなったものや、

やはり全ランキングでトヨタが5位となったものも。

自動車メーカーは全般的に評価を下げている

BrandZによれば、トヨタはプリウスはじめとするハイブリッドカーにて「新たな選択」を提示したことが評価された、とのこと。
反面、テスラはこのリストには含まれず、算定においてはその内容や意義よりも企業規模が優先されているのかもしれませんね。

なお、自動車メーカーのみを抽出してみるとトップ10は下記の通り。

1.トヨタ・・・41位、3ポイントダウン
2.メルセデス・ベンツ・・・54位、9ポイントダウン
3.BMW・・・55位、9ポイントダウン
4.ホンダ・・・ランク外、7ポイントダウン
5.フォード・・・ランク外、12ポイントダウン
6.日産・・・ランク外、8ポイントダウン
7.テスラ・・・ランク外、1ポイントダウン
8.アウディ・・・ランク外、11ポイントダウン
9.フォルクスワーゲン・・・ランク外、12ポイントアップ
10.ポルシェ・・・ランク外、初登場

評価を上げた企業は?

総合ランキングを見てみると、1位はアマゾン、2位はアップル、3位はGoogle、4位はマイクロソフト、5位はVISA、6位はFacebook、7位はアリババ、8位はテンセント、9位はマクドナルド、10位はAT&T。

トップ10に限らずですが、今回のランキングを見ると全般的にソフトウエアやサービス系企業が多く、これについてはBrandZ曰く「現在、消費者が興味を持っているのは、モノを作る企業ではなく、体験を提供してくれる企業である」とのこと。

これについては「ごもっとも」としかいいようがなく、実際のところクルマも「モノとしての性能」というよりは現代では「体験=エクスペリエンス」のほうが重要になっているように思います。

もはや自動車会社のビジネスモデル自体が価値を失いつつあるのは疑いようのない事実ですが、今後自動運転や電動化により、「あらたなモビリティ」を提供できれば企業価値もぐっと上がるのだと思われ、よって多くの自動車メーカーがここに注力するのかもしれません。

なお、1位から100位までのランキングは下記の通り。

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VIA:BRANDZ

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