| マクラーレンのこだわりはハンパではなかった |
マクラーレンが電動乗用シリーズに「720S」を追加して発売(正式名称はマクラーレン72おRide-On/ライドオン)。
価格は5万5000円ほどに設定され安くはないものの、その内容を見ると一概に「高い」とは断じることが出来ないもの。
ちなみにインフォテイメントスクリーンを持ち、いくつかの(子供向けの)曲がプリインストールされていて、そのほかにもSDカードもしくはUSB経由で音楽を聴くことができるそうです。
細部に至るまで抜かりなし
キッズ用といえども手を抜かないのがマクラーレンで、ドアもちゃんと「ディフへドラルドア」。
しかもダンパーを用いての開閉です。
ブレーキランプもLEDにてちゃんと発光。
タイヤ、ホイールも実車と同じデザインを持っています(ブレーキキャリパーも成形によって再現されている)。
フロントバンパーやサイドの造形も実車譲り。
なお、アクセルを踏むとマクラーレン720Sからサンプリングしたエンジン音を発する、とのこと。
ちなみにトランスミッションは前進3段、後退1段、最高速度は時速5キロ。
キッズが自分でコントロールできるのはもちろん、外部からのリモコン操作も可能だそうです。
ヘッドライトもまるで実車同様。
この部分だけ見ると「子供用」というのが信じられないほどですね。
実車のマクラーレン720Sと。
ボディカラーはこのパパイヤ・オレンジのほか、ブルー系やホワイト系、シルバー系あわせて5色が揃い、きっと気に入る一台、もしくは自身のマクラーレン720Sのボディカラーに近い色が見つかりそうですね。
マクラーレンはなぜかキッズ用乗用電動車に注力
現在、各スーパーカーメーカーはこういった「ライフスタイル系」コレクションに注力していますが、やはり有名なのは「フェラーリ・ストア」を積極的に展開するフェラーリ。
そのほかランボルギーニ、ポルシェも大々的にコレクションを展開しており、そしてそれらのメインはおおよそ「アパレル」。
しかしマクラーレンの場合はアパレルもそこそこに、これまでにこういったキッズ用乗用車を積極的にリリース。
実車においてもマクラーレンはほかメーカーとは異なる戦略を見せていますが、こういった「ライフスタイル系コレクション」においてもその独自性が見られるようです。