| 国産車では想像ができないが、輸入車ではホイールセンターキャップのオプションは一般的 |
フォルクスワーゲンが新オプション、「ダイナミック・フォルクスワーゲン・ハブキャップ」を発売。
これはどうダイナミックなのかというと、ホイールが回転しようがしまいが、ホイールセンターキャップの「VW」文字が正しく読める方向を向くというもの。
いわゆる「セルフレベリング」センターキャップというヤツですが、フォルクスワーゲンいわく、これは”デラックス・アイテム”。
いったいなぜフォルクスワーゲンがこんな高級オプションを?
そしてこのホイール・センターキャップはフォルクスワーゲンが過去にリリースしたホイールのほとんど全てに装着できるとされ、装着が簡単なこともあり、もしかすると人気化するかもしれません。
なお、不思議なことにこのホイールセンターキャップはフォルクスワーゲンの高級モデルであるトゥアレグやフェートンの純正ホイールには使用できず、逆にエントリーモデルのUp!やポロ、ルポ、T-Crossのホイールに装着可能。
ちなみにその価格は4個セットで22000円ほどで、世界中のフォルクスワーゲンディーラーにて購入が可能だそう。
ちなみにこの「セルフレベリング式」ホイールセンターキャップはロールスロイスが採用していることで有名ですが、その他だと「あまり聞かない」装備。
しかしフォルクスワーゲンがなぜこのオプションを発売することにしたのかは全くの謎です。
ホイールセンターキャップは意外な儲けネタだ
日本車だとホイールセンターキャップのオプションというのは馴染みがありませんが、たとえばポルシェだと「カラークレストセンターキャップ」という人気オプションがあり、これはポルシェエンブレムが「カラー」になるというシロモノ(標準はエンボス加工が施されただけのモノクロ)。
なお、この価格は27,000円なので、今回フォルクスワーゲンの発売した「ダイナミック・フォルクスワーゲン・ハブキャップ」よりも高価な設定でもありますね。
そしてフェラーリはこんな感じでホイールセンターキャップ(ハブキャップ)が用意されており、この価格は27,100円(ちょっと前の価格なので、今は値上がりしているかも)。
なお、ランボルギーニだとこのセンターキャップはシルバーで24,451円、ゴールドだと17,118円(画像はゴールド)。
こんな感じの「カーボン製」もラインアップれますが、こちらの価格は不明です。
ちなみに「カーボン+ダイヤモンド製」のセンターキャップも純正オプションとしてラインアップされるものの、こちらの価格は122,256円という設定(LEDライトの仕込まれたケース付き。まさかこれを装着して走る人はいないと思うので、装飾用だと思われる)。
こんな感じで輸入車の場合は多種多様なホイールセンターキャップがラインアップれていますが、メルセデス・ベンツの場合はなんと「18種類」も存在しています(価格は1,800円〜5,700円くらい)。