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フェラーリが独ファッションデザイナーに対し「フェラーリのクルマを一切使うな」と法的行動。インスタの画像があまりに品位に欠けていた模様

2019/07/31

| フェラーリは画像の削除、今後フェラーリのクルマ、ロゴを無断で広告活動に使用しないことを要求 |

ドイツのファッションブランド、「フィリップ・プレイン( Philipp Plein )」。
同ブランドは家具、ジュエリーを経てアパレルへと参入していますが、クリスチャン・ルブタンのような「わかりやすいセレブ感」を打ち出したことが大いに受け、近年人気拡大中です。

もともと家具を手掛けていたためかショップの作りも特徴的かつインパクトのあるもので、実際にセレブの顧客も多いようですね。

インスタグラムにて「セレブ感」をアピール

そしてデザイナーのフィリップ・プレイン氏は自身のインスタグラムにて豪華なライフスタイルを公開していて、それらの中にはロールスロイス・ファントムやランボルギーニ・ウルス、フェラーリ812スーパーファストも登場。

同氏のフェラーリ812スーパーファストは、クロームグリーンにラッピングされ、フロントのプランシングホースはグリーンに、リアのプランシングホースはブラック、そしてFerrariエンブレムはグリーンにペイント。

インスタグラムには「同じカラー」のシューズが812スーパーファストとともにアップされています。

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もちろん、こういった豪華絢爛な様子を公にすることは、「よりリッチな顧客」「リッチなライフスタイルに憧れる若者」をゲットすることが目的だと思われますが、一部「やりすぎ」があったようで、フェラーリから「ラブレター」か届いた、とはフィリップ・プレイン氏の言。

そしてフィリップ・プレイン氏によると、ラブレターは「フェラーリの弁護士から」届けられたもので、「貴殿の行為はフェラーリのブランドとは相容れないものであり、とくに性的な表現とフェラーリとを重ね合わせることは、フェラーリブランドを著しく毀損することになる」と警告しており、加えて「48時間以内にフェラーリの写っている画像を削除すること」「今後、フェラーリのエンブレムやロゴ、クルマを商用利用しないこと」を要求として述べているようですね。

これに対してフィリップ・プレイン氏は「不当な要求」だとして現在対応するつもりはなく、よってインスタグラムにもフェラーリと美女、そして自身のデザインした製品が写った写真を掲載中。

フィリップ・プレイン氏は10年ほど前から何台かフェラーリを乗り継いでいるそうですが、思わぬ形でフェラーリからクレームをつけられたということになり、自身のフェラーリ愛をフェラーリから否定された事に対し、ひどく落ち込んでいるのかもしれませんね。

フェラーリの行動はプーマへの配慮から?

なお、フェラーリが今回の件を問題視しているのは「フェラーリは、プーマに対してライセンスを供与しており、プーマがフェラーリのスニーカーを作っている」からなのかも。

つまり、プーマへの配慮というか「ライセンス供与元」としてプーマの権利を守るための行動、もしくはプーマがフェラーリになんらかの抗議を行ったということも考えられますね。

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